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反面教師になることも大切?子供に与える理想の家庭像

yuz

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hanmenkyoushi

育ってきた環境が違う二人が出会い、結婚して夫婦になります。理想の家庭像というものは夫婦それぞれ違うもので、それをすり合わせていくことで自分たちの家庭が育っていくものです。しかし時にはそのすり合わせがうまくいかないこともあるでしょう。

子供にとっては自分たち夫婦がその「家庭像」のベースになるわけですが、理想の家庭像よりも「こうなりたくない」という 反面教師 になることも大切です。その理由をご説明いたします。


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反面教師になることも大切?子供に与える理想の夫婦像


- 目次 -

  • 家庭内の問題は次世代に連鎖していく傾向がある
  • お手本になることのできない家庭環境
  • それならちゃんと反面教師になろう!
  • 世の中には様々な夫婦の形があるからこそ

家庭内の問題は次世代に連鎖していく傾向がある

子供にとっては自分の育ってきた家庭がすべての基本です。自分の両親が一番身近な大人であり「お父さん」、「お母さん」という言葉から得るイメージをインプットされる対象になります。

例えば自分が育った環境が世間では「非常識」であると認識されるような環境だったとしても、それに気付くことができるのは思春期を迎える頃ではないでしょうか。

近年よくマスコミでも取り上げられるようになった「DV」、「モラハラ」などという家庭内の問題も、それが日常的に当たり前に存在する環境で育った子供にとっては「日常」です。

「アダルトチルドレン」という言葉を耳にしたことはありますか?「DV」、「モラハラ」といった問題ではなくても「機能不全家族(正常な家族の機能を失った家庭環境)」で育ったがゆえに大人になってからも社会生活の中で「生きづらさ」を抱えている人のことです。

愛情不足、または過保護・過干渉のような行き過ぎた愛情の押し付けも機能不全家族に当て嵌まります。そしてそういう家庭環境で育った人は、結婚後に自分もまた同じような家庭環境を作ってしまうという傾向があるのです。


お手本になることのできない家庭環境

モラハラの家庭で育ったという女性「Aさん(23歳の娘さんがいます)」に取材をしました。Aさんは父親が母親に対してモラハラ加害者だったということに最近になって気付いたと言います。

「いつも母を上から押さえつけているような父でしたが、亭主関白なんだと思ってむしろ父を尊敬していました。そして母を愚かだと思っていました」そう話してくれたAさんですが、自分が結婚して家庭を持ったときに自分の立ち位置を見失い、夫との関係がうまくいかなくなったそうです。

「自分が育ったのはモラハラな家庭だったわけですから、実は異常だったんですよね。でもそれに気付いていなかった。私の中にはモラハラ加害者の部分があるようなのですが、その反面で妻であり母である私はモラハラ被害者だった母の立場でしか家庭内の立ち位置がわからないのです」。

いろいろな出来事の末、夫婦で向き合うことから逃げているうちに殆ど会話もなくそれぞれが好き勝手なことをしている家庭になってしまったと言います。

そんなある日、Aさんは娘さんに責められたのだそうです。娘さんには結婚を前提にお付き合いをしている人がいました。

「彼と結婚生活の話をしていると気が狂いそうになる。私にはこうなりたいという理想の家庭が具体的に描けない。彼の理想としている家庭を受け入れることも怖い。どうして私の家はこんなふうなの?どうして友達の家のように仲良しじゃないの?」

娘さんからそう言われてAさんはとてもショックだったそうです。「理想の家庭」というもののイメージが持てないと責められて初めてそのことを重く受け止めたのだそうです。


それならちゃんと反面教師になろう!

娘さんの悩みを聞いたAさんは最初は自分を責めてばかりいたそうです。何がいけなかったのか、どうしてこうなったのか、過去を振り返って思い悩んだそうです。モラハラやアダルトチルドレンについて調べたのもこの頃です。

「このままでは娘もまた同じような家庭しか築けないのではないかと思って苦しくなりました。でもいまさらお手本になれるような家庭に変えられるとも思えなくて・・・」とAさんは苦笑いして続けました。「それならちゃんと反面教師になろうと思ったのです」。

理想の家庭像はあげられないけれど、自分の失敗や経験を隠すのではなくきちんと伝えていこうとAさんは思ったそうです。「自分はこんな家庭にはしたくない」というイメージを持つことも「理想の家庭」のイメージを持つことと同じくらい大切なことではないかと思ったからです。


世の中には様々な夫婦の形があるからこそ

子供がいる人が離婚を考えるときには、子供への様々な影響を考えて少なからず躊躇するのではないでしょうか。結婚生活や夫婦のあり方に「正解」や「不正解」はありません。

しかし子供を育む家庭環境はとても大切なものです。図らずも親として子供に負い目を感じるような家庭環境になってしまった場合には「お手本にはなれなくても反面教師になることはできる」という考え方も大切なのです。

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まとめ

反面教師になることも大切?子供に与える理想の家庭像
家庭内の問題は次世代に連鎖していく傾向がある
お手本になることのできない家庭環境
それならちゃんと反面教師になろう!
世の中には様々な夫婦の形があるからこそ

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Filed Under: モラハラの特徴と傾向 関連タグ:反面教師

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