結婚するということは他人同士の2人が家庭を築いていくのでどのカップルにも夫婦間で問題があることもあります。しかし、その問題をほったらかしにしておくと後で大きな問題になり離婚危機を招くケースもあります。
今回は、離婚危機となりやすい 夫婦問題 をご紹介します。
離婚危機になりやすい夫婦問題について考える
金銭関係の問題
金銭感覚が違う夫婦に発生しやすい金銭関係の問題は放置しておくと生活を圧迫して生きづらくなることから離婚危機へ発展していきます。無駄遣いが多いことやギャンブル依存症や買い物依存症になっている人は周囲の人から注意されてもなかなか無駄遣いをやめることができません。
お金より愛の方が大切だという言葉もありますが、パートナーの無駄遣いのせいで生活が圧迫されていく金銭関係の問題があれば、家計のやりくりに毎日苦労する生活が続くことへのストレスや、貯蓄が貯まらないという将来に対しての不安から結婚生活もままならずすぐに愛も冷めていきます。
これで、収入に収まる範囲での無駄遣いならまだいいのですが借金を抱える生活になってしまったら大変です。このケースの場合何度言っても無駄遣いをやめない場合はそのまま離婚することになってしまいます。
異性関係の問題
これは、つい最近も有名なバンドのボーカルとタレントが世間を騒がせてボーカル夫婦は離婚となってしまいましたが、異性関係の問題も結婚生活を破たんさせる原因のひとつです。
不倫はもちろんですが、不倫までいかなくてもパートナーが異性と仲良くしていることはあまり気持ちのいいものではないのは当然です。
また疑われるような行動ばかりしている場合には疑心暗鬼になり、結婚して好きな人と一緒にいるはずなのに余計に孤独を感じる状況になり、離婚危機に発展することになります。
もし、不倫が周囲にばれてしまった場合は、社会的地位も危ぶまれることもありますし、夫婦間の信頼関係が崩壊してしまうこともあり修羅場になってしまいます。こうなると離婚はまず避けられません。
嫁姑の問題
昔からある嫁姑問題も離婚の原因となる夫婦問題の1つです。
かわいい息子が取られてしまった姑の恨みや、姑と関わりたくなくて一線をおきたがる嫁との間に発生する嫁姑問題ですが、これは嫁姑の相性だけではなく周りにいる家族がどのように嫁と姑の間を取り持つことができるかが重要です。
経済的に楽をしたいからといった安易な理由で同居生活を始めてしまうとそれが離婚の原因になることも十分に考えられます。
どんなに姑がいい人であろうとも、嫁が気配り上手な人であったとしても、平穏な結婚生活を送りたいと考えるのであれば、トラブルの元となる同居は極力避けるべきです。
子育ての問題
子どもが生まれた時の子育ての方針に対しての意見の食い違いも離婚に直結するわけではありませんが、夫婦間に深い溝を産むケースがあります。自分の子どものことだからお互いになかなか譲ることができない部分があるのはどこの家庭にもあることだと思います。
しかし、相手の意見を全面的に否定して自分の意見を押し通そうとすると夫婦間のトラブルの元になります。
子どもを育てる上でさまざまな理想が思い浮かべられるのは当然のことですが、子どもにとって一番大切なことは、どのように成長してほしいかという親の要望ではなく、子どものなりたいものになるサポートをするということです。
そのサポート方法を夫婦2人で真剣に話し合う際には必ず互いの意見を尊重できる結論を出すように心がけてください。
また、反対に全く子育てに無関心で女性任せにしてしまう男性もいますが、それも女性側の不満が貯まってしまい離婚になってしまうこともありますので、積極的に参加することが夫婦円満の大切なポイントにもなります。
不妊の問題
子どもが欲しいのになかなか授からないという夫婦もいるかと思いますが、不妊に関しての問題も夫婦間のトラブルがおこりやすいケースです。不妊は、医学的にどちらかの体に原因があってなかなか妊娠しづらいということはありますが、どちらかが悪くて妊娠できないわけではありません。
それにも関わらず不妊治療の辛さから相手を責めるような言動をしてしまうと夫婦の信頼関係は崩れ去ってしまいますし、そのような状況になってしまってから子どもを授かっても子育てにいい環境を作ることは難しくなってきてしまいます。
不妊に関しての話は非常にナイーブなことなので、間違っても相手を責めないことが大切です。また、子どもがいないからといって家族になれないわけでもないので、子どもが授かることがなかったとしても夫婦2人で楽しく過ごせる方法を2人で模索しながら不妊と向き合っていくことが大切です。
まとめ
離婚危機になりやすい夫婦問題について考える
金銭関係の問題
異性関係の問題
嫁姑の問題
子育ての問題
不妊の問題