結婚して、幸せな家庭を築きたいという想いには必ずしも子どもがいる想像をしている人ばかりではありません。夫婦2人で静かに穏やかに生活したいと考える人も多くなってきています。
今回は、 夫婦 2人だけで 生活 する上で離婚危機になりやすい事案をまとめました。
子どものいない夫婦で離婚危機になりやすい生活とは
自由時間が多すぎる
子どもがいると、男性でも女性でも子育てに関わる時間は多くなります。特に母親として接する時間が必然的に多くなる女性は父親になった男性よりも自由時間はかなり少なくなります。特に子どもが幼いうちだと自由時間は全くないと言っても過言ではありません。
そういった子どもに対して使わなくてはいけない時間が夫婦の時間や自分の時間に当てられることは夫婦2人だけで生活する大きな利点の1つです。しかし、それがかえって夫婦仲の危機になってしまうこともあります。
互いに自由時間があるので、それを上手く自分のために使う時間とパートナーのために使う時間を器用にわけることができればいいのですが、それが自分のために使う時間の割合が多くなると、パートナーに不満を抱かせてしまうことになります。
そのうち、同じ家に住んでいるのに顔を合わせない日が何日も続くといった家庭内別居のような状態になっていき、互いの気持ちのすれ違いが増えていき夫婦として一緒にいる意味がないと判断されてしまいその結果として離婚してしまうケースもあるようです。
自由時間を自分のために使うのはいいことですが、必ずパートナーへの気遣いも忘れないようにしてください。
子どもを産むことについての意見の相違
結婚当初は子どもはいらないと互いに言っていたのに、年を重ねるにつれて周りの友人たちに子どもが生まれて親になっていく姿を見てだんだんと子どもがほしいと思う気持ちが生まれてくる場合もあります。
このように、あとからやっぱり子どもがほしいという気持ちになるのは不思議と女性が多いようです。
しかし、結婚当初には互いに子どもはいらないという意見が一致して現在に至るわけですし、パートナーが自分と同じように人の親になりたいと考えているのかというとそのタイミングが合うことはなかなかないと思います。
ここで、子どもがほしいという願望を相手が伝えて、それにしっかりと納得できないうちにしぶしぶ了承した状態で子どもが生まれてしまうと、パートナーは子育てに参加することはほとんどなく、夫婦でいるのに子育ては1人でしているということで負担が大きくなります。
また、これで互いに話し合いを重ねたうえでパートナーが子どもはいらないという意見を曲げなかった場合でも、そこから互いの価値観に違いが目立つようになっていき、少しずつ夫婦仲に亀裂が入っていく原因になります。
そして、最終的にはその綻びが修正できないまま離婚に至るケースです。結婚当初に子どもはいらないということで意見が一致してしまった以上、それは結婚の条件に組み込まれていると考えても過言ではありません。
それを突如やっぱり子どもが欲しくなったとパートナーにいうことは、約束を破ってしまうことと同じ意味であると考える人もいますので、そういった思いは様子を見ながら伝えるか、結婚する段階で子どもがいらないではなく、今は子どもはいらないということを伝えておくことが大切です。
不妊治療による亀裂
こちらは、先ほどのケースとは反対に子どもがほしいと願っているのに、なかなか子宝に恵まれないケースです。不妊治療は体力的にも精神的にもとてもキツイ治療になります。
また、不妊治療中で起きやすいトラブルはパートナーに対して、お前の体に異常があるから子どもができないと責めてしまうことです。
確かにどちらかの体質が原因で不妊であることもありますが、これはとてもナイーブな問題で勢いに任せてそのようなことをくちにしてしまうと、パートナーの体のことを完全否定してしまうことになってしまいます。
そして、子どもが出来ない体質というのは望んでなったわけではないので、この件についてパートナーを責めるようなことは絶対にしてはいけません。また、この件でパートナーを責める言葉が出てしまった場合、本当に大切にパートナーのことを想うならそういったことは口から出ないはずです。
もしかするとすでにパートナーを子どもを産む道具のように考えてしまっているのかもしれません。今一度パートナーに対して感じている想いを見つめ直して、愛情が薄れていると感じた時は今後の身の振り方を考えるというのも互いのための大切な選択の一つになってきます。
まとめ
子どものいない夫婦で離婚危機になりやすい生活とは
自由時間が多すぎる
子どもを産むことについての意見の相違
不妊治療による亀裂