夫婦が喧嘩をする原因はさまざまですが、突きつめると根本的な原因は3つに集約されることがわかります。
そして喧嘩をする原因がわかることで、 喧嘩しない ためのコツも見えてくるのです。 夫婦 が仲良く結婚生活を送るための秘訣をみていきます。
夫婦が喧嘩する根本的な3つの原因と喧嘩しないためのコツ
夫婦喧嘩をする原因
夫婦喧嘩をする原因をあげると多種多様ですが、いくつかの原因が重なることで起きるのです。しかし突きつめていくと、喧嘩をする根本的な原因は以下の3つしかありません。
相手への否定や批判
相手への否定や批判について具体的にあげると、「あなたは家事をしない」「そんなこともできないの」「そんなくだらない理由で」などの言葉です。
夫婦は信頼関係ありきと言っても過言ではありません。否定や批判をされることにより、相手への反発心をおぼえ、信頼がゆらぐのは必然といえます。
相手への強制、強要
夫婦としてお互いに信頼関係があるのなら、相手に対して強制や強要をしないことが理想といわれています。
しかし、もともとは「赤の他人」であり、価値観や相手に対して求めることも違うことが現実です。そのため理想と現実の乖離から、夫婦喧嘩に発展することが多いのです。
強制や強要の例として、「遅い、はやくして」「こっちの話も聞け」など、普段なにげなく言うフレーズがほぼあてはまります。言われた側は、反発したくなることが明白といえるでしょう。
夫婦関係を維持するために
コミュニケーションが必要不可欠であることはいうまでもありません。会話がないと相手が何を考えているのか理解できず、不安やイライラをつのらせます。
そして不安やイライラを相手にぶつけてしまい、喧嘩になるのです。中には相手から何を言われても無視を決め込むケースも多く、「火に油を注ぐ」ことになります。結果として夫婦喧嘩を悪化させてしまうのです。
夫婦喧嘩をしないコツ
夫婦喧嘩をする根本的な原因を理解することで、夫婦喧嘩をしないコツも見えてきます。夫婦喧嘩をしないコツは以下の2つです。
自分の都合で相手に接しない
「機嫌がわるい」「疲れている」「悩みごとがある」。このような自分の都合をそのまま相手に接することは決していけません。なぜなら自分の都合で相手に接すると、相手の悪い面だけに視点が向いてしまうのです。
そのため接し方も相応になることが明白といえます。上記のような接し方をされた方は、相手に対して不満をつのらせ反発する悪循環におちいってしまいます。
人間は感情がある生き物ですから、機嫌が悪いときがあることは仕方がないといえます。しかし相手からすれば、個人の都合は関係ありません。
「相手が自分を幸せにしてくれる」という心理がはたらいているため、わがままともいえる行動をとるようです。そのため「相手に幸せになってもらう」意識をもって相手に接することが、夫婦喧嘩をしないコツといえます。
したがって、「相手に幸せになってもらう」意識があれば、自分の都合で相手に接することはできません。むしろ相手には、「幸せでいてもらいたい」と思うことでしょう。つまり相手から幸せを奪うのではなく、相手に幸せをあたえることを意識するのです。
相手への肯定
先述したとおり、夫婦喧嘩をする根本的な原因の1つとして、相手への否定や批判があります。
原因が相手への否定や批判であれば、逆に相手への肯定をすることが夫婦喧嘩をしないコツといえるのではないでしょうか。肯定とは相手への「感謝」や「ほめる」という行為をさします。
例えば「あなたは家事をあまりしない」ではなく、「いつも手伝ってくれてありがとう」と言ってしまうのです。感謝を伝えられた相手は、「こちらこそいつもありがとう」と返してくることが必然となるでしょう。
素直にあやまれない場合にも有効です。「ごめん」ではなく「いつもありがとう」と伝えることで、相手の態度も肯定的になります。
また相手の悪い面に腹をたてている時、「いやだからやめて」ではなく、「お願いがある」と肯定的な言葉をそえるだけで喧嘩に発展することを防げるのです。
夫婦喧嘩はどちらも悪い
夫婦喧嘩はどちらか一方が悪いのではなく、お互いに問題があることを認識するべきでしょう。つまり「自分にも悪いところがある」という意識をもって相手に接するのです。
その意識が相手にも伝わり、夫婦喧嘩は次第になくなっていくものです。喧嘩がたえない状況であれば今一度、自分の言動を振り返るときかもしれません。
まとめ
夫婦が喧嘩する根本的な3つの原因と喧嘩しないためのコツ
夫婦喧嘩をする原因
夫婦喧嘩をしないコツ
夫婦喧嘩はどちらも悪い