多かれ少なかれ、どの夫婦にもある夫婦喧嘩。単なる口喧嘩で済めば問題ありませんが、時として暴力に発展することも少なくないようです。ひとたび暴力を振るってしまうと、暴力を振るうことに対する抵抗が少なくなり、夫婦喧嘩のたびに暴力を振るってしまうということにもなり兼ねません。
夫婦 喧嘩 で 暴力 を振るわれたらどのように対処すべきなのでしょう。
夫婦喧嘩における暴力!離婚?それとも仲直り?
このような場合は仲直りを検討してみては?
喧嘩で頭に血が上ってしまうことは、夫婦喧嘩に限ったことではありません。頭に血が上って冷静な判断ができないような場合は、突発的に手が出てしまうということは少なくありません。
暴力を振るった側が暴力を振るったことを深く反省し、今後暴力は一切振るわないと約束するのであれば、今後に向けて建設的な話し合いをすべきでしょう。仲直りに向けて2人でよく話し合うようにしてください。
しかし、これは初めて暴力を振るわれた場合に限ります。次に暴力を振るったら離婚をするなどという約束をしておくことが重要です。このような約束をせずに仲直りしてしまうと再び暴力を振るわれる可能性が高く、暴力が日常化する心配もあります。何ごとも初めの対応が肝心ということです。
離婚や別居を検討すべきケース
暴力を伴う夫婦喧嘩が常態化しているような場合は、暴力を振るう側に何らかの問題があると考えられます。一度暴力を振るうと、たがが外れてしまい夫婦喧嘩の度に暴力を振るうようになる人もいます。
本人は反省しているにもかかわらず、喧嘩になり興奮すると感情をコントロールすることができず手が出てしまうといった人もいます。
そのような場合は、精神的に何らかの問題を抱えている可能性もあります。医療機関を受診しカウンセリングを受けるなど、治療を検討してみてはいかがでしょうか。
治療を開始したにもかかわらず、一向に改善の兆しが見られないようなときは、離婚や別居といった手段について考える必要があるでしょう。
言葉の暴力
暴力は、殴ったり蹴ったりする肉体的なものだけではありません。モラハラなど、相手に精神的なストレスを与える言葉の暴力も最近問題になっています。言葉による精神的な暴力は、目に見えないため周囲に理解されないことも多々あります。
精神的なストレスを加え続けられると相手に感情を支配されてしまい、正常な思考が働かなくなります。そのようになると、より深刻なケースに発展することも考えられます。
人格否定をしない!
ある原因で始まった夫婦喧嘩ですが、エスカレートするにつれて話が本筋から外れてしまいがちです。「育児やお金の使いが原因で始まった喧嘩のはずなのに、気付いたら悪口の言い合いになっていた!」という経験はありませんか?このようなけなし合いには何の発展もありません。
相手の性格や人格を否定していると感じたら、一息入れて冷静になることを心掛けるようにしましょう。
人格を否定するような発言は、相手に大きな精神的ダメージを与えかねません。そのようになると、夫婦関係にも決定的なダメージを与え、修復が困難になることも考えられます。
妻からの暴力に対する対処法
最後に、夫ではなく妻からの暴力に対する対処法について考えてみます。
妻からの暴力に対処するためには、夫婦喧嘩などでの妻の言動の変化を見極めることが重要です。そして、妻から見下されて暴力を振るわれるよう、夫としての立場作りも大切になります。
夫婦喧嘩で妻が夫に暴力を振るい始める兆候は、言葉に顕著にあらわれます。そして、日常の何気ないやり取りの中で、言葉遣いが暴力的に変化したときは注意が必要です。モラハラでも見られる夫を罵るような言葉遣いには要注意です。
そして統計的には、家事をよく手伝ってくれる良い夫が妻から暴力を受けやすい傾向にあるようです。このような妻思いのやさしい夫は、暴力的になった妻から奴隷的に扱われてしまうことがあります。それを防ぐには、夫が家事分担に対して意見をはっきりと主張することです。
夫を見下すようになってしまった妻に対して、毅然とした態度で接することを心掛けるようにしてください。
まとめ
夫婦喧嘩における暴力!離婚?それとも仲直り?
このような場合は仲直りを検討してみては?
離婚や別居を検討すべきケース
言葉の暴力
人格否定をしない!
妻からの暴力に対する対処法