円満な夫婦を見かけると、仲良くしていられる秘訣とコツがあるようです。夫婦は所詮、他人の男と女。長い時間を共に過ごしてくることで、物の見方や考え方の違いから摩擦が生じて当たり前なのです。
仲の良い夫婦は、そのような摩擦や価値観の相違をどうやりすごしているのでしょう。 夫婦 円満の秘訣 と 心得 をまとめました。
夫婦円満でいるための秘訣とちょっとした心得
相手を受け入れ相手に期待をしない
結婚前や新婚の頃は相手によく見られようと頑張ります。頑張りが習慣化すればそれはそれで相手の気持ちに満足を与えることができるのですから、素晴らしいことです。
しかし、長く夫婦をしてくることで、お互いできないことは頑張りが続かず、本音や本心が出るものです。その時に、相手のできない事に対してどのような行動を取るかで夫婦関係には大きな影響がでます。
お互いできないことは仕方ない事なのです。できることでも相手に対して、いろいろ期待しない関係の夫婦はうまくいっているケースが多いようです。
人間ですから、思わず口に出る愚痴も当然ありますが、その愚痴さえもお互いがスルーできる姿勢と、相手に期待しないということが夫婦円満の秘訣の1つです。
相手を信頼すれば干渉の必要はない
お互いの行動は夫婦ですから気になって当然ですが、夫婦であっても、お互いプライバシーはあってもいいのです。相手の事を何から何まで知っていなければならない必要はないのです。
なんでも、話せる間柄であり隠し事はしないのが夫婦の基本でありますが、それはあくまで、夫婦ならば常識としてやってはいけない事以外のことを指すのであり、それ以外のお互いの生活を知る必要はありません。
たとえば妻(夫)が遊びに行く時に誰とどこへ行く程度は軽く把握しても、中身まで事細かに把握する必要はないのです。友達の素性を事細かに聞くことも必要ありません。
夫(妻)が食事会や飲み会に行く時も普通に送り出せばいいだけの事であり、事細かに干渉する必要もないのです。そのあたりを勘違いして干渉を始めることで、お互いの信頼関係が崩れてしまうのです。
相手を干渉しないということは、お互いを信頼しているからこそできることなのです。夫婦でもプライベートは必要なものですが、信頼関係あってのものである事を忘れてはなりません。
プライベート=浮気ではありません。その当たりは夫婦として、一人の理性ある大人として守るべきです。
夫婦はお互い様の法則で成り立つ
完璧な人はいません。自分を含め、どの人にも短所と長所があります。
得手・不得手があります。自分の伴侶も自分と同じ人間だと思えば、相手を責める資格が自分にはあるのかとなります。自分にできる事でも、相手には苦痛だったり、不得意だったりする事もあるのです。
それは相手から見た自分にも言えるのです。なんでも器用にこなせる妻(夫)からみれば、できない相手にイライラすることもあります。自分は優れた人間だと相手を上から目線でみている夫婦はうまくいきません。
夫婦でもお互い完ぺきではない事を自覚して、夫婦はお互いの欠点を穴埋めし合う仲と割り切っている夫婦はおおらかな関係を築いています。
夫はどんなに仕事ができても、妻に家庭を支えてもらっている事を忘れてはなりません。仕事に邁進できる今の立場も決して1人だからではないのです。
反対に妻も、自分が仕事を持っていたとしても、そこには多かれ、少なかれ、夫の支えがある事を忘れてはならないのです。
自分がこんなにしているのに…とお互いが相手への不足感をもってばかりではうまくいきません。不足に感じても、相手にしてみれば精一杯の思いやりなのかもしれません。夫婦は持ちつ持たれつお互い様の法則で成り立つものです。
まとめ
夫婦円満でいるための秘訣とちょっとした心得
相手を受け入れ相手に期待をしない
相手を信頼すれば干渉の必要はない
夫婦はお互い様の法則で成り立つ