離婚して子どもを引き取るのは母親の方が多いので、父子家庭は少なく、子どもを育てていくための情報やコミュニティもまだまだ不足しています。特に、娘を育てる場合は、思春期に差し掛かれば悩む父親も多くいます。
今回は、 父子家庭 でも 娘 を上手に育てるコツを紹介します。
父子家庭でも大丈夫!娘を上手に育てるコツ
女である娘とどう向き合うか
女性はある年齢が来ると生理が始まります。娘の性と向き合わなければならないのは、男親としては非常に辛いところです。同性でなく経験のない父親が、生理用品の使い方を教えることも難しく、中には嫌がる子どももいます。
しかし、誰かが教えてあげなければ、誰にも相談できずに、例えば生理用品を自分で用意することができず悩んでしまうことになります。
しかし、異性の子どもを育てる悩みを抱えるのは母子家庭も同じです。生理という現象はないにしても、男の子ならではの性の悩みもあるからです。一定の年齢が来れば避妊用具の使い方を教えるべきかどうか、悩む女親も多くいます。
母子家庭では、母親が直接教えることもあれば、自分の父親や異性の知人に話してもらっています。父子家庭も同じことで、父親自身が教えるのか、自分の母親や異性の知人に教えてもらうことになります。悩んでいても、絶対に直面する問題なので、きちんと向き合うことが大切です。
娘を頼りにしないこと
父子家庭に限らず、片親だけの家庭によくみられるのは、家事や育児の頼りにしてしまうことです。父親は母親と違って正社員で長時間労働を強いられていることが多く、家事や育児を子どもに頼る傾向が母子家庭より強くあります。
特に女の子は、自分の親を助けたいという思いもあり、男の子に比べて器用にことから素直に手伝ってくれます。それでも本人は自分の時間がないことや、友達や近所の人にみられたくないというストレスを抱えてしまっていることもあります。
時には家族が助け合って生きていくことが必要ですが、子どもの年齢が低い場合、できれば独立するまでは過度に頼ることを避け、子どもとして扱ってあげることが大切です。
細やかな気遣いをしてあげる
お弁当がコンビニ弁当ばかり、学校への持ち物が可愛くないものばかりでは、女の子は悲しくなります。高校生以上になれば、お昼ご飯を購買や食堂で済ます子どもも増えていきますが、子どもの年齢が低い保育園や小学校では手作りのお弁当を持たせる家庭がほとんどです。
できるだけ手作りを心掛けるべきですが、仕事が忙しく朝は早く夜は遅い父親の場合は、週に数回だけと回数を減らしたり、コンビニ弁当やお総菜を弁当箱に移し替える工夫をすることで、子どもも友達と比べられて嫌な思いをすることを減らすことができます。
学校行事の乗り越え方
学校行事にはできる限り参加するように心がけます。参観日などに親が来てくれないことは、年齢が低いほど子どもの心の傷になります。寂しい思いをさせているのを忘れてはいけません。
もし、仕事の都合でどうしてもいけないのであれば、離婚した妻と連絡が取れる状況であったり、実家の母親を頼れる場合は自分の代わりをお願いします。また、女性の輪の中に入っていくことに抵抗がある父親も多くいますが、本人が思っている程周りは気にしていません。
それ以上に、時間に余裕があるのであれば、積極的に参加すればコミュニティーも広がっていきます。頼れるママ友を作っておくことで、娘が大きくなった時に男親では理解できないこと、話せないようなことを自分の代わりにお願いすることができるかもしれません。
父子家庭はまだまだ少なく、どうしても目立つことでもありますが、子どものために乗り越えるべき壁なのです。
まとめ
父子家庭でも大丈夫!娘を上手に育てるコツ
女である娘とどう向き合うか
娘を頼りにしないこと
細やかな気遣いをしてあげる
学校行事の乗り越え方