今や夫婦の3組に1組が離婚するといわれています。これ以上一緒に生活できないと考えて離婚して独身生活に戻ってみると相手の良さに改めて気づかされて復縁したいと考える人もいるようです。
そこで、今回は離婚した夫婦の 復縁の可能性 についてご紹介します。
離婚した夫婦の復縁の可能性について
なぜ復縁したいと思うのか
一度は相思相愛で結婚した夫婦ですが、一緒に家族として生活していく中で少しずつ今まで知らなかった相手の一面を目の当たりにすることはよくあることです。
その知らなかった一面が相手の良さがと思えることもあれば、その一面がどうしても許せなくて徐々に相手を疎ましく思うようになってしまうこともあります。そうしたことが続くことで夫婦関係が冷え切っていき、修正可能な状態になってしまうと、離婚という道を選択することになります。
離婚するほど、相手のことが嫌になったのにも関わらず復縁したいと願うということは少し不自然に感じる人も多いかもしれませんが、1度別れた相手と復縁したいと考える方は意外に少なくないようです。
離婚して相手と離れて生活していくうちにまた相手の違った面が見えてくるからということのようです。たとえば、離婚後から別居を始めた場合には改めて独身に戻って新生活を始めてみるときには、不安や心細さを抱きながら生活している人が多く、その寂しさや不安から人恋しくなります。
そこで初めて相手がいてくれたありがたさに気付くというケースは多いようです。ほかにも夫婦の間に子どもがいるのであれば、離婚により子どもが寂しい思いをしていると感じ取ったときに、自分の感情よりも子どものために復縁を思い立つようになったりすることが多いようです。
復縁できるとは限らない
いくら一度は生涯を共にしようと誓い合った相手であっても、離婚してしまった相手との復縁は簡単ではありません。復縁の中でも離婚した相手との復縁が最も難しいケースかといえます。別れたということは相手の存在に嫌気がさして離婚しているのです。
また、結婚生活にうんざりして離婚が成立したときには、先ほどご紹介したように寂しさや不安を感じるというよりは、嫌な結婚生活から解放されたという解放感や新しい独身生活への期待感などを抱いている人も多く、こういった相手の場合は復縁は不可能であるといえます。
復縁が可能なケースとは、自分も相手もお互いに離婚で離れてから寂しさや不安を感じている状況ということが最低条件になっています。
復縁に至るプロセス
先ほど、ご紹介したとおり相手も自分も離婚したあとで寂しさを感じている場合には復縁のチャンスはありますが、必ず復縁できるわけではありません。1人になった寂しさは元夫婦だった相手でなくても新しい出会いがあればその人でも寂しさを癒すことはできるからです。
離婚した相手とはすでにお互いをよく知っているので、新しく出会った異性よりは親しくなるプロセスが省略されているので楽ではあるかもしれませんが、離婚したという事実がある以上、離婚を選択しなくてはならない原因が必ず存在しますので、その原因がしっかりと解決されていなければ、復縁してもうまくいくとは限りません。
復縁を望む以上は離婚した原因はどこにあるのかということを追求し、それを解決しておかなければならないのです。
復縁のコツ
離婚したということは、相手に嫌気がさして別れを選択しているという事実があります。
また、離婚後には別居していることがほとんどですので、復縁を希望してどちらかが働きかけなければ復縁は不可能です。まずは復縁をしたいと考えているのであれば誠意をもって相手に対して復縁を希望しているという思いを伝えることから始める必要があります。
復縁希望の思いを伝えるということはかんたんにかんじるかもしれませんが、この告白で難しいのはその思いを伝えるタイミングです。いつが一番効果的であるとはいえず、そのタイミングは人それぞれです。
ただ、相手が復縁を告白したときに復縁に少しでも前向きになれる状況にある必要があります。
すでに新しい恋人がいる場合や、再婚や恋愛をすることに全く興味を持っていないときに告白をすれば、相手からの評価がさらに下がってしまい、余計に嫌がられてしまうこともあるので注意が必要です。
こういったことから、離婚した夫婦が復縁することは、不可能ではないのですが可能性は低いといえるのです。
まとめ
離婚した夫婦が復縁する可能性について
なぜ復縁したいと思うのか
復縁できるとは限らない
復縁に至るプロセス
復縁のコツ