相手を嫌いになったわけではないにもかかわらず、「お互いの生活のペースを乱されたくない」「価値観の違い」などの理由で離婚に至ってしまった場合、ふと「やっぱり、彼とやり直そうかしら」などと考えることは良くあることです。
今回は、こうした離婚した相手との復縁について考えてみたいと思います。離婚後の 復縁 において 冷却期間 が必要なのか考えます。
決して珍しくない離婚後の復縁。冷却期間は必要!?
後に復縁を果たした夫婦が離婚したときの理由とは?
結局は元のさやに納まった夫婦が離婚した理由には、ある共通点があるようです。その共通点に付いて考えてみます。
心のどこかに「本当にこれでいいのかなぁ?」という迷いを持ったまま、離婚をしてしまう人がいます。離婚をしてふと孤独を感じた時などに、こうした迷いが蘇って頭に浮かぶこともあるでしょう。「どうして離婚を思い留まらなかったのだろう・・・」と、後悔の念にさいなまれる人もいるでしょう。
このような場合、相手方も同じ思いで、毎日を悶々と過ごしていることがあります。離婚する当時は迷っていたにもかかわらず、その場の勢いで離婚に同意してしまい元夫(元妻)のことが忘れられないといったケースです。こうしたカップルでは、復縁は比較的スムーズにいくことでしょう。
また、暴力や浮気など、相手の人格的な問題が離婚の原因ではない場合も、復縁する夫婦が比較的多いと考えられます。
たとえば、すれ違いの生活に嫌気がさして離婚した、子供ができなくて離婚したといったケースです。このような場合、離れて暮らしてみると相手の良さを実感し、復縁を考える人もいます。
離婚後に復縁する理由
離婚をすると、家族に囲まれた生活から自分1人の生活に戻ることになります。いちど家族を持ってしまった人にとって、一人暮らしというものはとても孤独に感じるものです。このように孤独感を感じた時に思い出されるのは、家族と楽しく暮らしていた頃のことではないでしょうか。
孤独感以外にも、相手のかけがえのなさなど、離婚して初めて気づくことも多いはずです。このような思いから、復縁という言葉を意識する人が多いようです。
子供を持つ夫婦が離婚すると、子供は父親または母親のどちらかと離れて暮らすことになります。しかし、子供たちは、かつてのようにパパ・ママと一緒に暮らしたいと願っていることでしょう。こうした子供の要望に応えるべく、復縁という形で再婚する夫婦も少なくありません。
なぜ冷却期間が必要?
離婚後、「復縁」という2文字に思いが至るまでには、多くの場合、ある程度の冷却期間が必要になります。
なぜなら、離婚した原因を分析しなければならないからです。復縁して本当に良いものなのか、同じ失敗を繰り返すことはないのかなど、自分の気持ちを整理しながら離婚した原因について考える時間が必要になります。
離婚原因を十分に検証せずして復縁しても、同じ失敗を繰り返してしまうかもしれません。
ただ、相手の人格が原因で離婚したケースで相手から復縁を迫られた場合には、注意が必要です。完成された人格はそう簡単には変わりません。いくら冷却期間をおいても、相手の人格が変わることはないでしょう。このようなときは、相手からの申し出をキッパリと断ることも大切です。
離婚前の不仲からの復縁について考える
離婚には至っていないものの、冷却期間をおくために別居してみようと考えている方もいると思います。もし復縁を期待しているようでしたら、以下にご紹介することを参考にしていただくと、効果があるかもしれません。
離婚を回避するためには、別居のスピードが重要になります。いちど不仲になり始めたら、共に過ごす時間が長くなるにつれて関係の修復が困難になってしまいます。「このまま行ったら離婚かも」と思い始めたら、即座に別居を決断することをおすすめします。
別居する際は、別居前に相手に与える印象も大事になります。別居前に相手に寂しさ・孤独感を感じさせるようにすると、相手の態度や心理にも変化があらわれることもあります。
ここでの別居は心理戦になります。相手が離婚したいと考えている場合、別居が時間稼ぎだと誤解されないように、自分に対する未練を相手に抱かせるようにすることが大切です。
まとめ
決して珍しくない離婚後の復縁。冷却期間は必要!?
後に復縁を果たした夫婦が離婚したときの理由とは?
離婚後に復縁する理由
なぜ冷却期間が必要?
離婚前の不仲からの復縁について考える