離婚して一人になったときに襲われる孤独感から、元夫や元妻との復縁を考える人は意外と多いといわれています。一度は好きになって結婚した相手です。納得せず離婚をすることになってしまった人にとっては、「もう一度やり直したい!」と考えるのもうなずけます。
しかし、 復縁 と復縁後の 結婚 にはいくつかの注意点があります。
その結婚、本当に大丈夫?復縁して結婚するまでの注意点4つ
離婚後に復縁したいと考える理由
離婚をすると一人暮らしに逆戻り、家族に囲まれた温かい家庭から自分1人の殺伐とした暮らしへと、生活は一変してしまいます。
かつて家族を持っていた人にとって、一人暮らしはとても孤独に感じるものです。こうして孤独に戻った時、多くの人が思い出すもの、それは家族と楽しく暮らしていたころのことではないでしょうか。
孤独感のほかにも、相手がいかにかけがえのない存在であったかということに、離婚して初めて気付くことも多いようです。このような思いを重ねていくうちに、復縁という2文字を意識し始める人が多いと考えられます。
子供を持つ夫婦が離婚することを考えてみましょう。この場合、子供はどちらか一方の親と一緒に暮らすことになります。つまり、一方の親とは一緒に暮らすことはできなくなってしまいます。
ところが、子供たちはかつてのようにパパ・ママと一緒に暮らしたいと願っているはずです。このような子供の要望に応えるために、復縁、そして再婚をする夫婦も少なくないようです。
徐々に相手との距離を縮める
復縁を意識するようになっても、いきなり以前のような親密な接し方をすることはおすすめできません。あなた自身にとってもそうであったように、離婚というものは相手にとっても人生の大きな分岐点となったはずです。見た目ではわからなくても、心に大きな傷を負っていることも考えられます。
一度離れてしまった2人が再び心を通わせる関係になるためには、それなりの時間が必要になります。ゆっくりと時間をかけてお互いの距離を縮め、相手との関係を再構築していくことが大切です。
結婚への決意
結婚や離婚を恋人同士のお付き合いや復縁に例えることがあります。しかし、家族や友人、時には子供まで巻き込む結婚や離婚は、お付き合いや元恋人との復縁とは重みが全く異なります。
事情があることでしょうから、離婚してしまうことは仕方のないことでしょう。しかし、離婚した相手と再婚する場合は、周囲の人たちから理解が得られにくいものです。心から祝福してくれる両親は少ないでしょうし、友人たちも温かく歓迎してくれないかもしれません。
離婚した相手との復縁を検討する際は周囲の人々を説得し、態度で示して理解を得ていくという覚悟が必要になります。
立ち止まって考えてみることも必要
離婚した夫婦の数だけ離婚の原因があるといわれます。価値観の違いから離婚に至った相手と復縁しても、また同じ問題が2人を悩ませることになるでしょう。また、相手の浮気やモラハラなどが原因で離婚した場合も、復縁後に同じことが繰り返されないとは限りません。
そのような悲劇を避けるためには、一度立ち止まって離婚した原因・理由について考えてみることが必要です。その結果、離婚原因を取り除くことができるようであれば、復縁・再婚を前向きに考えても問題ないでしょう。
相当な労力を使って離婚したにもかかわらず、その相手と一生添い遂げる覚悟がありますか?離婚した相手との再婚を検討する際は、そのように自問自答してみることも必要です。
覚悟を見せる
「今度は大丈夫!」という言葉だけでは、周囲の人たちに納得してもらうことはできません。周囲の人たちをも巻き込んだうえ、膨大なエネルギーを使って離婚した2人が再婚するのです。「どうせ、またすぐに別れるのだろう」。そのように思われても仕方ありません。
周りの人たちに理解してもらうには時間がかかります。「自分にはこの人しかいない。この人と一生を共にするんだ!」という覚悟を、再婚後の生活の中で示していくことが大切ではないでしょうか。
まとめ
その結婚、本当に大丈夫?復縁して結婚するまでの注意点4つ
離婚後に復縁したいと考える理由
徐々に相手との距離を縮める
結婚への決意
立ち止まって考えてみることも必要
覚悟を見せる