夫の理不尽な言動で、ストレスや不満がたまり体調がすぐれない。もしかしたら「夫源病」かもしれません。
夫の言動 チェック をおこなうことで、「 夫源病 」であるかの判断ができることでしょう。また、「夫源病」であった場合の対策をとることで、見えてくるものがあるかもしれません。
夫源病と感じたら|夫の言動チェックと対策を!
夫源病の症状
夫源病における症状はさまざまですが、更年期障害の症状と非常に似ているといわれています。夫源病の場合にあらわれる症状は主に以下の7つです。
- めまい
- 頭痛
- 肩こり
- 耳鳴り
- 気分が落ちこむ
- イライラしやすい
- 不眠
以上のように、「不定愁訴」を中心とした体調不良をともなう症状があげられます。中には、「突発性難聴」や「突発性頭痛」と診断された女性が、のちに「夫源病」と判明した事例もあるようです。
夫源病は20代から60代と、幅広い年代の女性に発症しています。つまり、問題のある夫と結婚をしている妻であれば、誰にでもなりうるといえるでしょう。
夫源病になりやすい妻の特徴
「問題のある夫」と結婚している妻が前提にありますが、特になりやすい妻がいることも事実です。夫源病になりやすい妻の特徴は、以下のタイプです。
- 夫に言いたいことが言えない
- 真面目
- 夫から理不尽なことを言われても、反論できない
以上のように、不満やストレスをためこむ妻が夫源病になりやすいことがわかります。また、専業主婦の方は特に夫源病になりやすいといわれているようです。次の項で、妻を夫源病にさせる夫の言動をみていきます。
夫源病の原因となる夫の特徴チェックリスト
夫源病の症状が出ている妻の方は、以下10個のチェックリストを参考にすることで夫源病であるか、おおよその判断がつけられます。
- 妻にたいして「上から目線」の態度または話しかたをする。
- 人前では愛想がいい。しかし家では、横柄な態度を妻にとる。(内弁慶)
- 妻が1人で外出しようとすると嫌がる。場合によってついてくることもある。
- 妻の予定や行動をこまかくチェックし、口出しをする。
- 家事を手伝わない(もしくは少ししか手伝わない)が口出しをする。
- 夫が無趣味または娯楽がない。
- 「妻や子供は俺が食わせてやっている」との自負が非常に強い。
- 「イクメン」を自称している。(妻から見ると、全くそうは思わない)。
- 何かをしてもらったときに「ありがとう」、夫に非がある場合にもかかわらず、「ごめんなさい」が言えない。
- 車を運転しているときは「別人格」のように変わってしまう。
4つ以内であれば、今のところ問題はありません。
5~7つ当てはまると、夫源病予備軍といえますから要注意です。
8つ以上は、夫源病の可能性が非常に高いといえるでしょう。悪化する前に医師の診断を受けることを検討するべきです。
夫源病への対策
上の項で夫源病になりやすい方の特徴および、夫の特徴チェックリストをみてきましたが、大きな原因は「お互いのコミュニケーション不足」が根底にあることがわかります。
対策は2つです。
夫にたいして言いたいことをはっきりと言う
不満やストレスをためこんだことで、夫源病になったことは明白です。したがって、自分に非がないのであれば、堂々と夫に意見を言う必要があります。
しかし、決して頭ごなしに言うべきではありません。なぜなら男は、無駄にプライドが高く、否定されたと感じると話をきくことはなくなるのです。そのため、角がたたない言い方をすることで意外と話を聞いてくれるものです。
家を出る
子供がいない場合、夫に何も言わず家を出てしまいましょう。数日間すきな場所に行き、やりたいことをして不満やストレスをすべて発散させることが夫源病にたいして効果的です。
しかし子供がいる場合はそうはいきません。実家に帰りましょう。その間、夫は家事を1人でこなす必要がありますから、妻のありがたみを「身をもって痛感」してもらうのです。
最後はやはりコミュニケーション
家に帰ったら、夫としっかり話し合うことが非常に重要となります。先述したとおり、夫源病の根底にある原因は「コミュニケーション不足」なのです。
夫の言動に傷ついていることをしっかり伝えたうえで、夫にどうしてほしいのか、勇気をもって伝えるべきです。現在の日本は「男女平等」の社会ですから、妻と夫の関係も例外ではありません。したがってどちらが上、下ということではないのです。
お互いが平等な立場としてやっていけるよう、「グレーゾーン」も時には必要といえるのではないでしょうか。
まとめ
夫源病と感じたら|夫の言動チェックと対策を!
夫源病の症状
夫源病になりやすい妻の特徴
夫源病の原因となる夫の特徴チェックリスト
夫源病への対策
最後はやはりコミュニケーション