離婚をした相手とは離婚後には関わりたくない、絶縁したいと思う人も少なくありません。確かに、離婚理由によってはもう顔も見たくないという感情を抱いてしまうケースもあります。
そこで今回は離婚した相手と完全に 縁切り をする方法についてご紹介します。
離婚した相手と完全に縁切りをする方法とは
離婚とは
まず、離婚をするということはどういったことかというについてご説明いたします。
近年の日本の夫婦は3組に1組が離婚をしているというデータがあります。ですので、夫婦の離婚とは昔ほど珍しいことではなくなってきているのです。
夫婦が離婚に至るまでの理由に関してはさまざまな要因があげられます。
最も多い理由としては性格の不一致だといわれています。そして、不倫などの異性問題や、DVなどで精神的、肉体的苦痛から離婚を選択するケースもあります。
あとは経済的な問題を抱えたことによる離婚もありますし、離婚の要因は夫婦によって異なります。
離婚をしても連絡は取りあうくらいは苦痛に感じないと思っている人もいれば、もう関わりたくないという人もいます。離婚の理由によって離婚後の関係性が変わってくるようです。
離婚後の完全な縁切りって難しい?
では、離婚後に縁切りしたい、関わりあいたくないと感じているのであれば連絡を取らなければいいのではないかと思う人もいるかもしれませんが、実際問題そう簡単に縁切りができるわけではないのです。
たとえば、夫婦の間に子どもがいる場合には、親権を持たない親は子どもに対して養育費を支払う義務があります。
養育費はごくまれに離婚時にまとめて支払うことを選択する場合もありますが、だいたい養育費は子どもが18歳か20歳になるまでの毎月の生活や養育にかかる費用を支払うので、一括で支払うことにすると莫大な金額になることから毎月決まった金額を養育費として支払うという選択をするケースがほとんどです。
また、子どもとの面会に関しての取り決めがあるのであれば定期的に相手と連絡を取ることや顔を合わせる機会が出てくるのです。
つまり、こういった定期的な連絡が必要である場合にはなかなか完全に縁を切るということは難しくなってきます。
離婚後、相手との親せきづきあいをする必要はなくなる
完全な縁切りは難しいもののこれまでのように相手の両親や親せきなどの付き合いはする必要がありませんので、煩わしい親せき付き合いとは縁切りをすることは可能です。
ただし、相手側の両親や親せきから声がかかることも全くないとも言えませんのでその際にはしっかりと断ることができるように覚悟しなくてはなりません。
完全に縁切りをする方法とは
さて、離婚した相手と縁切りをするにはどうしたらいいのでしょうか?
最も簡潔な方法としては、離婚後は連絡を取らなくてはいけないような状況にしないということです。
たとえば、夫婦間に子どもがいないのであればそこまで難しいことではないのですが、子どもがいる場合には面会や養育費のことで定期的に連絡を取る必要があります。
完全に縁切りをしたいのであれば子どもの養育費を受け取らないということと、面会を拒否するということです。そして相手との連絡ツールを完全に断ち切るということです。
しかし、実際には養育費を受け取る権利は親権を持つ親ではなく子どもが持つものであり、面会に関しても子どもにとっても離れ離れになった親と会う貴重な機会ですので、これを親の独断で奪ってしまうということはあまり褒められたものではありません。
子どものことを考えたうえで縁切りについて検討する必要があります。
縁切り神社に頼ってみるのも1つの方法
ネットで話題になっている「縁切り神社」にお参りするということも縁切りの方法の1つだといえます。縁切りは簡単にすることはできませんので神頼みに頼ってみるのもひつようかもしれません。
縁切り神社は全国にいくつかあり、特徴やお参りの仕方もさまざまですので自分の地元に近い縁切り神社を調べてお参りに行ってみると効果があるかしれません。
まとめ
離婚した相手と完全に縁切りをする方法とは
離婚とは
離婚後の完全な縁切りって難しい?
離婚後、相手との親せきづきあいをする必要はなくなる
完全に縁切りをする方法とは
縁切り神社に頼ってみるのも1つの方法