DV加害者 には4つの性格的 特徴 があります。よく、結婚前は優しかったのに、後に豹変しDV加害者になったという話はききます。
今回は、DV加害者の特徴やDV被害者にならないための方法を考えます。
DV加害者の特徴 ~DV被害者には性格的特徴があった~
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DVとは
DVとは、ドメスティック・バイオレンスの略です。日本国内では、配偶者や恋人からの暴力を指します。
暴力には、肉体的なもの、精神的なもの、性的なものがあり、被害者は主に女性の場合が多いです。
ですが、最近では男性がDV被害者になるケースも増えているようです。
DV加害者の特徴 : 外では大人しく、真面目な人
加害者の特徴として、普段は大人しく、真面目な人という特徴があげられます。
意外に思われるかもしれませんが、普段、外では自分を抑えて仕事などをしている人が、そのストレス発散のために家族に暴力をふるうケースがあります。
大人しくて真面目な人がすべてDV加害者というわけではありませんが、DV加害者の多くは外では大人しくて真面目な人を装っているので、二重人格では?と思ってしまうような豹変ぶりをみせます。
外面がよいため、暴力を振るわれた人が周囲に相談しても、なかなかDV被害を信じてもらえないこともあります。
加害者の特徴2:配偶者に対する束縛が激しい
DVをする人は、配偶者を自分の所有物だと考え、支配したがる傾向にあります。配偶者を自分の思い通りにしたいため、常に行動もチェックしていないと気が済まないのです。
配偶者の携帯電話をチェックする、友達と遊びに行かせないなどの束縛が激しいという特徴があります。
DV加害者の特徴:何でも人のせい
DV加害者には、自分が加害者であるという自覚はありません。むしろ、配偶者がよりよい生活を送れるように教育してやっている、しつけてやっていると思い込んでいる場合があります。
自分が配偶者をたたいたりするのはあくまでも教育やしつけのためであり、暴力を振るわせるのはむしろ配偶者が悪いせいだ、と信じて疑わないのです。
また酒に酔って暴力をふるうケースもありますが、この場合も、暴力をふるったのはお酒のせいであると主張し、自分の意志ではないことを強調して責任転嫁するのです。
DV加害者の特徴:配偶者を見下して優位にたつ
DV加害者には、何かしらトラウマを抱えていて自分に自信がない人も多く、常に配偶者を見下すことにより、優位に立っていないと気が済まないという特徴もあります。
DV加害者が夫である場合は「誰のおかげで生活しているんだ」や、「家事育児もろくにできないのか」など、相手の尊厳を傷つける言動も多くみられます。
相手を蔑むことによって、自分の立場をより強くしようとするのです。
DV被害者にならないために
DV被害者は、DV加害者による心理的操作のため、自分が暴力をふるわれるのは相手に対し何か悪いことをしてしまったからだと、だんだん罪悪感を抱くようになってしまいます。
配偶者に長い時間をかけて暴力をふるわれてきた被害者は、自分で気持ちがコントロールできなくなっていたりして正常な判断ができなくなっているのです。
また、繰り返し暴力を受けた恐怖のためDV被害を訴えることができなくなっていたり、優しかったときの配偶者を思い、いつか元の優しい性格に戻って暴力はなくなるかもしれないと期待して、長期間DVから逃れられないといったケースもあります。
好きな相手だと盲目になってしまい、多少の暴力は許してしまう場合があるのです。そうなるとますます加害者のDVはエスカレートしていきます。
このような状態にならないためには、たとえ1回でも配偶者に暴力をふるわれた場合はすぐに周囲や家族に相談をしましょう。
自分ではわからなくなっていた状況も、周囲に相談することで客観的に判断できるようになります。おかしいな、と思ったらまずは相談することが重要なのです。
まとめ
DV加害者の特徴 ~DV被害者には性格的特徴があった~
DVとは
DV加害者の特徴 : 外では大人しく、真面目な人
DV加害者の特徴:何でも人のせい
DV加害者の特徴:何でも人のせい
DV加害者の特徴:配偶者を見下して優位にたつ
DV被害者にならないために