結婚を目標に同棲生活をはじめたい。しかし、いざ同棲を始める際に問題となるのが生活費と分担方法です。しっかり決めておかないと揉めてしまい、結婚どころか同棲生活の段階で破綻になりかねません。
今回は 同棲 の 生活費 の平均および揉めないための分担方法についてみていきます。
同棲の生活費平均と揉めないための分担方法とは?
生活費と内訳の平均
同棲をしているカップルの生活費と内訳の平均をみていきます。
- 家賃 10万円
- 電気代 7千円
- 水道代 5千円
- ガス代 4千円
- 電話代 1万5千円(2人の合計)
- 食費 6万円
- 雑費 4万円
内訳を合計すると、生活費の平均は23万1千円になります。
家賃については、地域や環境によってさまざまですから前後する可能性もあるでしょう。食費についても、自炊が多い場合は費用を抑えることができますし、外食が多い場合にはさらにかかる可能性があります。ですから、参考資料としてとらえておくべきでしょう。
4つの分担方法
家賃と外食費は彼氏、生活費は彼女が負担
家賃については固定ですが、生活費については季節、イベントがある時期によって変動があります。その場合、外食費も彼氏が払うことにしたほうが望ましいです。
彼氏が一括で払って彼女に請求
支払った金額をメモし、レシート、請求書は必ず保管しておきましょう。家計簿につけてしまうのも手です。なにより、何にいくら使っているかを把握できるので節約につなげることができます。ただし、しっかり管理できる場合にかぎります。
生活費をあらかじめ決めたうえで、彼氏が多めに負担
細かく決める必要はありませんが、彼氏が7割、彼女が3割のケースが多いようです。彼氏が6割、彼女が4割のケースもあるようですから、ここは2人で話し合いましょう。
彼氏が家賃、彼女がその他を負担
このケースは、特に分担をきめていないカップルに多くあてはまります。
分担するときの彼氏、彼女それぞれの問題点
お金だけではなく、家事の分担も必要となります。これについては、男女それぞれの価値観や考え方の違いがあるのは当然のことです。ですので、彼女、彼氏それぞれの視点からみた問題点をあげていきます。
彼女の場合、彼氏が正社員で忙しく、アルバイトまたは家にいる彼女のほうに時間がある場合が多いようです。そのため家事は彼女が家事を多くこなすという暗黙のルールができてしまうケースが多いようです。
また彼氏の転勤があった場合、彼女は新しい環境のなかで新たに仕事を探しながら家事をこなさなくてはなりません。しかし、アルバイトの場合は彼女のほうに時間が多くあるので、家事を多くこなす雰囲気になってしまうこともあるようです。
彼氏の場合、仕事が忙しく帰りがおそくなっても家事を分担している以上、こなす必要があります。分担するということは、お互いが対等の関係であるということです。
ですから、家事をこなすことが難しい場合でも、頼めない気持ちからストレスが蓄積してしまうようです。結果、精神的な負担となり不満につながるケースが少なくありません。
うまくいく分担方法
うまくいく分担方法は、「4つの分担方法」であげた、「家賃と外食費は彼氏、生活費は彼女が負担」です。
結婚にむけて先を見据えている彼氏は、彼女が将来子どもをさずかって働けなくなったときのことを考えています。
そして、同棲の段階からしっかり考えて生活費と家事の分担をしてくれるものです。そういう彼氏にたいして彼女も、「彼氏を頑張って支える」気持ちが生まれます。
ですから、家賃と外食費は彼氏、生活費は彼女に負担してもらうことが、うまくいく分担方法として一番現実的なようです。
家事については、お金を払えば家事をしなくてよい理由にはなりません。しかし、結婚をした場合、彼女が働けなくなることを想定しておく必要があるのです。
そう考えた場合、生活費の多くを彼氏が負担し、家事はできる範囲でこなすことが現実的ではないでしょうか。
揉めることをさけるにはルールを決める
同棲中は気持ちが舞い上がることにより、理想だけで生活をしているカップルが少なくありません。
しかし、同棲生活を続けるうちに理想と現実の乖離によって必ず揉めることは明白です。ですからルールをしっかり決め、「決めたことはお互いが絶対に守る」ことが非常に重要となります。決めたことを守れない相手に信用はありません。
まとめ
同棲の生活費平均と揉めないための分担方法とは?
生活費と内訳の平均
4つの分担方法
分担するときの彼氏、彼女それぞれの問題点
うまくいく分担方法
揉めることをさけるにはルールを決める