結婚の条件として自分の両親との同居を求められる場合があります。義両親がどんなにいい人であっても他人が同じ屋根の下に住むことで必ずトラブルはあります。離婚回避をするには同居は避けるべきです。
今回は、 同居 は したくない とはっきり断るべき理由をご紹介します。
離婚回避するには同居はしたくないとはっきり伝えるべき
義両親との同居を求められるケースとは
まずは、結婚の条件として同居を求められやすい状況をご紹介します。まず、パートナーの実家が自営業で、現在家業を家族経営で行っている場合、もしくは家業を将来的にパートナーが継ぐことが決まっている場合です。
特に家族経営で運営している会社で自宅が会社の事務所になっている場合には特に義両親との同居を求められやすいですし、更には家業を手伝いように言われるケースが多いです。
家業を手伝う点においては自分さえよければ了承してもかまいませんが、実際義両親との同居になると自宅にいる時も仕事の会話が多くなり、気が休まる時間がないように感じることがあります。
また、仕事で何かトラブルが起きた時もギスギスした嫌な空気を自宅のプライベートの時間にまで持って帰ってくることがあり、それが嫌で結婚生活にうんざりしてしまうケースが多いようです。家業に携わることは了承しても同居はしないという意思を伝えるべきだと思います。
また、義両親の体調がよくない場合もパートナーから同居を求められることがあります。介護が必要な場合は特に結婚の最低条件として求められることが多いです。
この場合、パートナーが全て義両親の介護を受け持つという場合であればまだいいのですが、パートナーに世話を丸投げしてせっかくあこがれの結婚生活を始めても初々しい雰囲気を味わう暇もなく家政婦のように扱われてしまうケースがあり、これが離婚の原因となることが多いようです。
また、パートナーの親が離婚や死別により片親だった場合にも同居を求められるケースはあります。
なぜ義両親との同居は離婚に繋がるのか
実は、義両親との同居といっても男性が婿として女性の実家で同居する場合には意外と上手くいくことが多いようです。
男性の場合には、婿に入っても仕事で外に出ている時間が多く、家事に関してもあまり携わることがないことが多いので同居によるストレスが貯まりにくい環境を作ることができます。
更に、嫁の両親も本来娘を嫁がせたらどんなにかわいがって育てた娘であってもよそに行ってしまうのが普通ですが、結婚しても同居できるとい環境に非常に満足していられるし、婿に感謝する気持ちが大きいのでストレスが貯まらないように気を使います。
しかし、この気を使うことも娘が近くにいることでそこまで心の負担にはなりにくいようです。
同居することでトラブルになりやすいのは、男性の実家に女性が嫁として嫁いで同居した場合が多いです。まず、昔から聞く嫁姑問題に巻き込まれるケースが多いです。だいたいは、姑が嫁に対して息子を取られたという恨みから嫁をいじめるというケースが多いようです。
更に、女性は仕事をしていてもしていなくても家事をする機会が多く、そのやり方は家によって違います。洗濯の仕方や料理の味付けや、収納方法など新しい環境での習慣を身につけることはなかなか難しいですし、そのやり方の違いから姑と嫁の間でのトラブルに巻きこまれてしまうことが多くなります。
その時に旦那さんが上手く姑と嫁の仲を取り持つことができればいいのですが、だいたい両親とずっと同居してきた男性は自分の両親側に就くことが多く、家で味方が誰ひとりといないという環境に追い込まれて耐えられずに離婚を考えてしまうという状況が多いようです。
結婚の条件には妥協しないこと
結婚の条件に同居を求められたときに、これで断ってしまったら好きな人と結婚できないから本当は同居なんてしたくないけど仕方なく同意するという話を聞きますが、そういった気持ちで同居に了承してしまった夫婦は将来離婚危機に直面することが多くなります。
義両親とはいっても結局は血のつながらない他人です。他人とひとつ屋根の下で生活することが苦痛と感じないのかという点を真剣に考えてから結論を出すべきです。
また、断ったら破談になるかもと心配する気持ちもわかりますが、相手も本当に結婚したいと考えているのであれば、断ったとしても簡単に破談になることはないですし、何か別の方法を考えて双方が納得できる方法を考えることができるはずです。
もし、同居できないというだけで破談になるのであれば、その人はまだまだ親離れできていないので結婚するには精神年齢が幼すぎる子どもにすぎないので、結婚しなくて正解だったと気付くいい機会になるかもしれませんので、同居に関しての決定は慎重に行うことが大切です。
また、反対にどうしても結婚も同居も諦めきれないという人は、パートナーの負担が少しでも減る方法を考える義務がありますし、同居を嫌がられることは仕方がないことです。パートナーと真剣に話し合ってお互いが納得できるいい方法を模索することが大切です。
まとめ
離婚回避するには同居はしたくないとはっきり伝えるべき
義両親との同居を求められるケースとは
なぜ義両親との同居は離婚に繋がるのか
結婚の条件には妥協しないこと