将来結婚を考える相手に関してはその人の両親との付き合いもしていく必要があります。その時に、相手の親が毒親だった場合には最悪離婚にも繋がりますし、相手自身も何か問題を抱えている可能性も否定できません。
今回は、 毒親育ち の人の 特徴 についてご紹介します。
離婚しないために毒親育ちの人の特徴を知る
毒親とはどういった親のこと?
毒親とは、児童虐待やモラハラなどで子どもの性格形成に悪影響を与える親のことです。過度な暴力を振るう親や育児放棄をする親、性的な行為を子どもにする親などはわかりやすい毒親ですが、その他にも子どもに毒を与える親の行動はあります。
まるで子どもを自分の所有物のように考えていて、常に子どもを監視してやることなすこと全てを否定して自分自身の価値観を押し付ける親や子どもを怒る時に過度に怒って子どもに対して威圧的な態度をとることで子どもに恐怖心を植え付ける親もいますが、それも毒親だといわれる行動です。
毒親に育てられた人の特徴
次に毒親に育てられた人がもつ特徴についてご紹介します。
まず、毒親に育てられた人は.親は自分の言動次第で幸せが左右されると感じています。また、親にとって自分は人生の全てであって自分なしには生きられないと思うことが多いです。また反対に自分も親なしでは生きられないと感じているのです。
親に対しての恐怖心が植えつけられているので、親が正しくないこととしてとらえている離婚するといったことやいじめにあっていることなど親の考えている普通ではないことに対して悩んでいると打ち明けたら怒られるだろうと考えてしまい、なかなか悩みを打ち明けることができない人も多いです。
更に、親の言っていることが間違っていると感じていても、もし親にたてついたらもう永久に縁切りだと言われてしまうので、親なしでは生きられない自分では縁を切られてしまってはもう生きていけないと考えているので反抗することもありません。
また、親の気持ちは何よりも重要だと考えているので、親の気分を害するものは全力で排除しようとします。
ここまで毒親に育てられた人の考え方の特徴をあげてみましたが、毒親に育てられた人の特徴としては、親への畏怖と恐怖心からまるで親の手下や奴隷のようになっているということです。
この状態だと、親が世界で1番正しいと考えているので、たとえば結婚したとしても自分の親がなにかのきっかけで結婚相手を否定したら親と同じように結婚相手を否定します。
たとえ毒親が間違ったことをいっていても、その子どもは間違えたことを言っていること自体に気がつかないからです。また、気付いたとしても親に反抗することになってしまうと考えてしまうのでいえないのです。
これでは、毒親の顔も窺いながら日々生活していかなくてはいけないので結婚生活が上手くいくはずがありません。
将来家庭を築く上で不安なこと
もし、相手が毒親だと気付いたけれどもそれでも相手が好きだから結婚するということであれば、それを否定するわけではありませんが、いくつか問題があります。
まず、毒親に育てられた人はモラハラをするケースが多いです。自分がそのような環境で育てられたので、それが異常な状態だとは気がつかないのです。
初めのうちは、自分相手へのモラハラだけで済むからと耐えるかもしれませんが、もし、子どもを授かったとしたら今度は子どもに対してモラハラをするようになります。
それも、自分がそのように育てられたからそれが子育ての正しい方法だと考えているからです。こうなってしまっては、今度は自分たちが毒親になってしまい、自分の子どもに毒を与え続けてしまうこととなります。
もちろん、その人だけが悪いわけではなく根本から言うとその毒親の育て方が1番悪いのですが、生まれ育った環境で身に付けた習慣を変えることはとても難しいことです。
更に、毒親に育てられた人は毒親の考える正しいことしか知らないので世間で正しいと言われることが理解できないので、自分がモラハラをしていることを自覚することができないので、自分が毒親に育てられたと自覚がない限り本人の性格を変えることはとても難しいです。
ですので、もし結婚したい相手が毒親に育てられた人であれば本当にその人と結婚してやっていけるのかということを真剣に考えるべきです。
まとめ
離婚しないために毒親育ちの人の特徴を知る
毒親とはどういった親のこと?
毒親に育てられた人の特徴
将来家庭を築く上で不安なこと