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父親に親権は認められるのか?

ucc

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chichioya shinken

結婚観や生活スタイルの変化に伴い、離婚件数が増加していることはご存知のことと思います。離婚件数増加の一因として「子供が産れる前に離婚を…」と考える人の増加も考えられます。

他方、子供が産れてから離婚を決断する夫婦も少なくなく、そうした夫婦には離婚とは切り離せない問題として「父母のうちどちらが子供の親権」を持つかという大きな問題を抱えることになります。

この親権問題に関しては、母親が親権をもつケースが圧倒的に多いという現実があります。どうしてそのようなことになっているのでしょう? 父親 は 親権 者として不適格なのでしょうか?


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父親に親権は認められるのか?


- 目次 -

  • 親権とは何か
  • 父親が親権をもつメリット
  • 父親が親権をもつデメリット
  • ケース別に考える父親の親権:協議離婚の場合
  • ケース別に考える父親の親権:離婚調停の場合

親権とは何か

親権とは,未成年の子供の監護・養育や財産の管理をする親の権利・義務のことで、親権者は子供の代理人として法律行為をする法定代理人ということになります。身上監護権(監護権)と財産管理権の2つを合わせて親権と呼びます。

財産管理権と切り離して子供の監護のみを行うことも認められていて、その場合には子供とともに暮らすことで、子供の世話や教育をしたりする権利・義務のみが認められることになります。

父親が親権を持つ一方で母親が監護権を持つケースや、父親が財産管理権を持つ一方、母親が監護権を持つといったケースも考えられます。


父親が親権をもつメリット

父親が親権をもつ最大のメリットとしては、経済的な安定にあります。一般的に父親はフルタイムで働いて家計を支えているので、安定した収入が継続的に見込めるため、子供に経済的な不自由を強いることが少ないと考えることができます。

女性の社会進出が進む中で母親がフルタイムで働いている家庭も多いですが、父親より収入が多いケースはごく稀なことなのです。


父親が親権をもつデメリット

父親が多くの収入を得る代わりに犠牲にしなければならないものと言ったら何でしょう?それは時間です。フルタイムで働く環境にある父親はその間は留守にすることになります。

最近は父親の育児参加を応援する会社も増えていて、自宅での仕事が許されている恵まれたお父さんもいるでしょうが、そういった例外的に恵まれた環境のお父さんを除けば、父親は収入を得るために、一日の大半を留守にすることを強いられることになります。

そうなると子供と接する時間を確保することが難しくなるのが、父親が親権を持つ際の最大のデメリットとなるのです。


ケース別に考える父親の親権:協議離婚の場合

協議の結果、円満に離婚が成立する場合は、父親が親権を持つことになるケースも少なくないでしょう。

女性が親権を持つケースが多いのが実情ですが、中には子供に愛情を注げない母親もいるでしょうから、そのような場合は子の福祉の観点からも、父親が親権を主張すべきではないでしょうか。

また、子供が成長している場合は親権の判断を子供に委ねることも選択肢のひとつです。

このように夫婦間の協議が成り立つ環境であれば、父親が親権を持つことも期待できるのです。上記のような、父親が親権を持つことのメリット・デメリットを十分に考慮し、時には子供の意見も踏まえて父親が親権を持つという結論に至ることは、当事者にとってとても実り多いことです。

問題は離婚調停まで行ってしまった場合です。


ケース別に考える父親の親権:離婚調停の場合

父親・母親の双方が親権を主張すると、協議にて親権問題に決着を付けることは大変難しくなります。

その結果、離婚調停に移行して親権を争うことになるのですが、離婚調停で父親に親権が認められるケースは皆無という現状が待ち受けています。このような状況に鑑みると、親権が欲しい父親は離婚調停に至る前の段階で母親を説得することが肝要ということですね。

離婚調停で父親に親権が認められづらいことには理由があり、調停委員は子供の環境の変化を最小限に抑えることを最優先に考えるからです。

つまり、父親の権利よりも子の福祉の方が大事だということです。そう言われてしまうと、父親としては納得せざるを得ませんよね。父親は仕事中留守にする機会が多いことから、普段一緒に過ごす時間が長い母親に親権が認められるケースが圧倒的に多いのです。

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まとめ

父親に親権は認められるのか?
親権とは何か
父親が親権を持つメリット
父親が親権を持つデメリット
ケース別に考える父親の親権:協議離婚の場合
ケース別に考える父親の親権:離婚調停の場合

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Filed Under: 男の決断 関連タグ:父親, 親権

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