余計な一言を言ってしまったことで夫婦喧嘩になってしまうことは数多くあります。しかし、夫婦間で口にしてしまうと夫婦喧嘩を通り越してそのまま離婚になってしまう暴言と呼ばれるものもあります。
今回は離婚の原因にもなってしまう 暴言 についてご紹介します。
離婚の原因にもなってしまう暴言とは
暴言とは言葉の暴力
夫婦とは気を使わなくていい相手だと考えていることから容赦のない言葉を発してしまう人も多いです。しかし、それは相手のとらえ方によっては言葉による暴力であると感じる場合もあります。
それは、暴言やドメスティックバイオレンスとも呼ばれることもあり、離婚の原因としてもよくあげられるものになっています。暴言やドメスティックバイオレンスは被害者の心を深く傷つけてしまい、ひどい場合だとうつ病になってしまう被害者もいるようです。
夫からの暴言
実は日本の男性はこのような暴言やドメスティックバイオレンスといわれるような発言を当たり前のように、自分でも気づかないうちに言ってしまっている人が多い傾向にあるようです。
夫にしてみれば、夫婦喧嘩の勢いで言ってしまって自分でもその暴言で妻を気づ付けたという自覚がなかったり言ったことすら忘れていることもあるようですが、今からあげられる発言は日本人男性がよく口にしてしまう暴言であり、これを繰り返すことによって、妻のストレスが溜まっていきある日突然離婚を切り出されて困惑してしまうということもあるかもしれません。
まず、1つ目としては誰のおかげで生活できているんだといった発言です。確かに妻が専業主婦であれば収入を得ているのは夫1人であることは間違いありません。しかし、実際に夫が何不自由なく仕事をできているのは妻が家で家事をしながら家を守っているからなのです。
もし、同じ仕事量でさらに家事をしなくてはならない状況になれば妻のありがたさがわかるかもしれませんが、なかなか家事をする機会のない夫にはそのありがたさに気づくことができず、夫婦喧嘩のときについ発言してしまうのです。
2つ目にあげられるのは、俺と同じだけ稼いでみろという旨の発言です。これは先ほどの発言とは異なり、共働きの夫婦間の喧嘩で起きやすい夫側の発言です。働く女性の収入は頑張っていてもなかなか男性の収入をう上回るとこはなかなか困難なことです。
もし、夫より妻のほうが収入が高かった場合でも夫に嫌味を言われてしまうことになりかねないのですが、収入が低くてもこういった暴言を言われれば妻のストレスになることは避けられません。
3つ目はこんなこともわからないのかといった発言や、おまえは何をやってもダメだなど妻の存在を完全否定するような発言です。
おそらく言っている夫も冷静な時にこの発言を聞けば妻を怒らせたり、傷つける発言だとわかるのですが、夫婦喧嘩でヒートアップしてしまうとつい言ってしまう人が多いようです。
妻からの暴言
夫婦間での暴言やドメスティックバイオレンスは男性側に加害者が多いように感じてしまいがちですが、近年では妻から夫への暴言やドメスティックバイオレンスにより離婚をする夫婦も増えてきています。ここからは妻からの暴言についてご紹介します。
まず1つ目はあなたが安月給だからでしょといった発言など、夫の仕事に対して侮辱するような発言です。夫は家族のためを思って辛い仕事をこなしてきています。
また、仕事に対して誇りを持っている男性も少なくありませんが、その誇りを貶されたときにはいくら相手が妻であっても許せない気持ちになってしまいます。
2つ目は、夫の暴言でもご紹介しましたが、夫の存在を完全否定するような発言です。これも、ひどく夫を傷つける暴言なので言ってはいけません。
3つ目は子どもに向かってお父さんみたいになってはだめといった内容の発言です。夫には父親としても自覚があって、子どもを愛していれば子どもにとってよき父親で誇れる父親でありたいと感じています。しかし、こういった発言は父親としての尊厳を深く傷つける発言です。
夫婦喧嘩も冷静に
夫婦喧嘩の際にはお互いにヒートアップしすぎてしまいつい過激な発言をしてしまうこともありますが、それが原因で夫婦の絆に修復不可能な傷を与えてしまうこともあります。夫婦喧嘩でも相手を攻撃してやろうという意地悪な気持ちを持たないようにしてください。
まとめ
離婚の原因にもなってしまう暴言とは
暴言とは言葉の暴力
夫からの暴言
妻からの暴言
夫婦喧嘩も冷静に