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母子家庭で生活保護を受ける時の5つのポイント

shu

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boshikatei seikatsuhogo

生活保護を受けるためには、厳しい条件をクリアしていなければなりません(とはいっても、条件をクリアしている人が幸せなのではありません。むしろ逆で、生活が苦しいから生活保護を受けるという点は誤解しないでください)。

母子家庭の人は、生活保護を受けやすいと言われています。母子家庭の人が生活保護の審査で特別扱いを受けているというわけではありません。

母子家庭の人は、生活保護を受給できる条件にあてはまっている確率が高いのです。つまりは、 母子家庭 が 生活保護 に頼らずに「健康で文化的な最低限度の基準」をクリアすることは難しいということです。

現在は貯金や元夫からの養育費でなんとかなっている人も、生活保護の知識は身につけておくことをお勧めします。


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母子家庭で生活保護を受ける時の5つのポイント


- 目次 -

  • 生活保護を受けられる人とは?
  • 母子家庭が生活保護でもらえる金額は?
  • 7種類の扶助
  • 生活保護のデメリットとは?
  • 子供の将来のことも考えて

生活保護を受けられる人とは?

生活保護を受けられる人の基準はシンプルです。「厚生労働省が定めている最低生活費よりも収入が下回っている」という条件を満たしていることです。この収入とは、働いて得た収入のことだけを指すのではありません。

親から援助を受けられる場合には援助を受けなければならず、元夫から養育費をもらっている場合にはそれも収入に入ります。

また、児童手当や、障害を持っている場合の障害年金、夫と死別した場合には遺族年金など、あらゆる制度を活用してもなお最低生活費に満たない場合に、生活保護を受給できます。

最近は、芸能人の生活保護不正受給が話題になりました。親や兄弟など、扶養義務のある人がその義務を果たしていない場合には不正受給となってしまいます。

とはいっても、親や兄弟の年収が500万円程度の場合には、自分の生活を犠牲にしてまで扶養する義務はないので不正受給とはなりません。親や兄弟が扶養義務を果たせるほどの高い年収を得ている場合にだけ気をつけておけばよいでしょう。


母子家庭が生活保護でもらえる金額は?

母子家庭に支給される生活保護の金額は、地域や年齢、家族構成によって異なります。

東京都の例ですと、3歳から5歳までの子供が2人いる場合、生活扶助基準額103,230円、母子加算24,590円、児童養育加算20,000円、住宅扶助64,000円の合計211,820円となります。

なお、住宅扶助64,000円というのは最高額であり、これよりも低い家賃のアパート・マンションに住んでいる場合にはその家賃の金額になります。持ち家の場合には支給されません。

いかがでしょうか?だれからの援助も受けずにシングルマザーが1人でこれだけのお金を稼ぐ(しかも子供2人を育てながら)というのはとても大変です。これが母子家庭の人が生活保護の審査に通りやすい理由です。

なお、よく誤解されていますが、元夫からの養育費をもらっていても、収入が最低生活費に満たなければ生活保護は受けられます。


7種類の扶助

生活保護には、生活扶助・住宅扶助・教育扶助・医療扶助・出産扶助・生業扶助・葬祭扶助という7種類の扶助があります。

教育扶助は、子供に義務教育を受けさせるための費用です。医療扶助があることで、自分や子供が病気になった時に、医療機関を受診する費用を国が負担してくれます。

その他には税金の免除、国民年金の全額免除、そして地域にもよりますが、交通機関の割引、水道料金の割引といった扶助が受けられることもあります。


生活保護のデメリットとは?

生活保護のデメリットとして、よく言われているのは「車が持てない」ということです。住んでいる地域によっては車がないとかなり不便になります。子供が病気になった時にも、マイカー以外の手段で病院につれていかなければなりません。

もう1つは、子供の将来です。「母子家庭で生活保護を受けて育った子供の4割は同じ道をたどる」と言われています。

貧困の連鎖というのが理由ですが、働かずに楽して人生を送っている親を見て育ったので、真面目に働くことがばかばかしいと感じるようになってしまうという理由もあるようです。


子供の将来のことも考えて

最低生活水準に満たない場合に、生活保護を受けるということは大切なことです。子供にきちんとした服を着せてあげて、病気になったら病院を受診させ、ちゃんとした食事を食べさせて健康的に育ってもらうために必要なことです。

しかし、働かずに楽して生活をしている親を見て育った子供が将来どうなるかは想像に難しくありません。子供のためにも、しっかりと働いて収入を得る姿を見せてあげてください。

また、生活保護を受けている母子家庭の収入のほうが、受けていない母子家庭の収入よりも多いということが問題になっています。

生活保護費は年々削減傾向にありますので、今はたくさんのお金がもらえていても、将来どうなるかはわかりません。その意味でも働いて収入を得る努力はしておきましょう。

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まとめ

母子家庭で生活保護を受ける時の5つのポイント
生活保護を受けられる人とは?
母子家庭が生活保護でもらえる金額は?
7種類の扶助
生活保護のデメリットとは?
子供の将来のことも考えて

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Filed Under: ひとり親家庭 関連タグ:母子家庭, 生活保護

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