母子家庭だと親と過ごす時間が通常より短くなるので、自分の両親の円満な結婚生活を見ていないことから、自分は円満な結婚生活を送ることができるのか心配になってしまうこともあります。
そこで今回は 母子家庭 で育った人が 結婚 する際に知っておくべきことについてご紹介します。
両親の離婚で母子家庭だった人が結婚で気を付けること
結婚とは
まず、結婚とはどういったことかというについてご説明いたします。もちろん結婚という言葉の意味はご存知だとは思いますが、何も結婚は相思相愛の相手ともに人生を歩むという幸せなイメージばかりではありません。
特に母子家庭で両親の離婚を目の当たりにした人であれば結婚しても必ずしも幸せなことばかりではないということはよくご存じだと思います。
結婚とは、相思相愛の相手とは言えこれまで全く異なる家庭環境で生活し、成長してきた2人が1つ屋根の下に生活するということですから好きな人と一緒にいられる幸せだけではなく、これまでの家庭環境で培ってきた価値観や生活習慣の違いなどで衝突してしまうこともあります。
そして、結婚することで義両親や相手の親せきなどとのお付き合いもしなくてはならなくなります。それはいくら義両親や親せきがいい人ばかりであっても、特には煩わしく感じてしまうこともあります。
結婚相手とはそういったマイナスの面も我慢してでもこの人と一緒にいたいと思える人を選ぶべきです。
そして、相手が病気や老いにより今とは異なる姿になることもあります。それは自分だって同じことですが、老いた相手や病んだ相手だとしても共に歩み続ける覚悟がなくてはいけません。
ですので、若くて綺麗なうちにウエディングドレスを着たいなんて単純な考えで決断を早まってしまうことは失敗のもとですので注意しましょう。
我慢できないことを伝え合う
結婚するうえでいつまでも夫婦円満でいることが末永く結婚生活を続けていく秘訣です。しかし、そんなことはわかっても実際にどうしたらいいのかわからないという意見もよく聞きます。
そこで、ここからは結婚生活が円満に続けられるコツについてご紹介します。
まずは、結婚する前に必ずお互いに「これだけは我慢できない」リストをつくっておくことをおすすめします。
先ほども触れましたが結婚とは結婚相手とはそういったマイナスの面も我慢してでもこの人と一緒にいたいと思える人を選ぶべきなのです。
つまり、お互いに相手が我慢できないようなことをしないという気遣いも大切です。そこで大切なのがお互いに我慢できないことをリストアップしておくことです。
たとえば、食べる時に口をくちゃくちゃしながら食べる人は無理という人もいますし、トイレのふたを開けっ放しにされるのは嫌とか人それぞれ我慢できないポイントはあると思います。
ですので、そういった点を知って相手に嫌がられるようなことをしないということは結婚生活を円満に続けるといううえでとても大切なことです。
「レッドゾーン」を決めておく
先ほどご紹介した「これだけは我慢できない」リストと似たようなものですが、もし可能であれば「これをやったら離婚」という明確なレッドゾーンを決めておくことも有効です。
結婚する前から離婚の話なんてしたくないという人もいるかもしれませんが、先ほどの「これだけは我慢できない」リストと同じように「レッドゾーン」を知ることはとても大切なことです。
不倫をしたら即離婚や、金銭トラブルを抱えたら即離婚など明確なルールを決めておくことで、結婚生活でのトラブルを事前に回避できるのです。
子どもの親になるということ
最後に、人の親になるということについてご紹介します。母子家庭で育った人は親と過ごした時間が両親揃っている家庭に比べて短いことから「人の親になるということ」についてや「子どもを育てるということ」に不安を抱くことも多いようです。
人が人を育てるということはとても難しいことですし、明確な答えがあるわけではありません。しかし、共通してどの家庭でもいえることは「子どもにたっぷり愛情を伝えることが重要」であるということです。
近年は夫婦共働きで子どもと過ごす時間が短いことも多い傾向にありますが、それでも一緒にいるときに愛情を伝えてあげることで子どもは自分は愛されているんだと実感することができます。
ですので、自分の子どもが生まれた時は子どもに愛情を持っているということをストレートに伝えてください。ただし、甘やかすことと愛情を伝えるということは少し異なりますので注意してください。
まとめ
両親の離婚で母子家庭だった人が結婚をするために知るべきこと
結婚とは
我慢できないことを伝え合う
「レッドゾーン」を決めておく
子どもの親になるということ