離婚して母子家庭になる、つまりシングルマザーになるということは、相当な覚悟が必要かと思います。これから生活していく不安、経済面、精神面、子どもを育てていく不安、一人でできるのか、誰に相談したら良いのか…そういう気持ちが多くあるのではないでしょうか。
そんな 母子家庭 のメリット・デメリットをみていこうと思います。
母子家庭のメリット・デメリット
働くお母さん
離婚までは夫の給料、もしくは夫と自分の給料で成り立っていた生活。だがしかし、離婚後は夫からの養育費、自分の給料で生活していかなければなりません。
今まで子どもの面倒も2人で見ていたのを、1人で見ていかなければならないため、結婚当時のように働くのも厳しくなるケースがあります。
特に小さい子どもを抱えての仕事だと、融通がきく仕事しかできなくなります。そうなると収入も比例してきます。収入が減ったのに、子どもを養っていかなければならない。思うように仕事ができない。これがデメリットだと思います。
遅くまで残って仕事をしなくてよくなるため、早めに帰って家のことができるようになります。元々専業主婦だった方は、好きな仕事ができるようになり、社会性が広がります。
養育費をもらえるので、毎月決まった額が入ってきます。メリットが少ないように感じます。やはり仕事面に関しては、デメリットの方が多いのでしょうか。
お母さんと子ども
夫がいなくなり、2人っきりの生活が始まります。相談したくても、すぐに相談できる相方がいません。父親目線から見てくれる存在がいなくなりました。
子どもが男の子の場合、わかってあげられることができない部分も増えてくると思います。父親がいないという寂しい気持ちが生まれます。体力的な遊びをしてあげることも、困難になります。これがデメリットです。
子どもとの時間が増えます。2人でゆっくり話し合えます。母子家庭ということで、人との違いを学べます。差別をする心が少なくともなくなる可能性が高くなります。相談したいと思ったら、自分の両親や友人を頼れば良いのです。
人は1人じゃないという事を学び、感謝をする事が多くなります。父親がいない分、母親であり父親であるという特殊な関係性を築くことができます。こういった面で、子どもに関してはメリットも多くあるのかもしれません。
子どもの性格
父親がいないことで母親を守る、大切な気持ちが生まれるかもしれません。話し合いを大切にするかもしれません。我慢強くなるかもしれません。優しい子になるかもしれません。
でも寂しい想いもします。父親に相談したいことだって出てくるかもしれません。そこで祖父の存在を大切にするかもしれません。
でもこればかりは、断定できずにわかりません。母子家庭というとそれだけリスクもあるので、子育てにもリスクがついてきます。そこで子どもがどう受け止めるかによって変わってくると思います。
周りの環境はとても大事になってくるかと思います。周りのサポートも受けつつ、子育てをしていきましょう。子どもにとっても、母親とだけ関わるよりも大きな成長に繋がると思います。
両親そろっていても、母子家庭であっても、子どもは良くも悪くもなります。メリットもデメリットもあります。子どもの成長に関しては、どちらであっても心配はつきものです。あまり心配せず、子どもと一緒に成長していけたらいいですね。
中でも経済面に関してが一番の問題かと思いますが、そちらは母子家庭の手当を調べられたらいかがでしょうか。
まとめ
母子家庭のメリット・デメリット
働くお母さん
お母さんと子ども
子どもの性格