結婚したら一緒に住む、というような考え方が変わりつつあります。「 別居婚 」という言葉をご存知でしょうか?その言葉通り結婚しても一緒に住まないことを指し、このような形が増えています。そのメリットとデメリットについて紹介します。
流行りの別居婚とは!?うまくいくの?
別居婚とは
流行りはじめていると言っても、結婚したら一緒に生活をしている人が多数を占めるのが現状です。では、なぜ「別居婚」という新たな夫婦の形があるのでしょうか。
お互いの仕事の事情で仕方なく別居という形をとる人、旦那さんの単身赴任や長期出張で仕方なく別居という形をとる人がほとんどです。
仕方なくという理由の背景には、働く女性が増えたことがあり互いのライフスタイルを崩さないための選択肢のひとつになりました。望んで別居という形をとっている方も少数ですが中にはいるかと思います。
また、子どもがいる場合の再婚で、とりあえず籍を先に入れたり、子どもが慣れるまで別居からはじめたりする人もいるのではないでしょうか。
結婚当初は同居し、途中から別居になる場合は別居婚と呼びません。これは単なる別居です。別々に暮らし、週末だけ一緒に過ごすことを週末婚と言ったりもします。
「別居婚」と聞くと響きは良いかもしれません。しかし、別々に暮らすということはメリットもあればデメリットも多くあるはずです。どのようなメリットとデメリットがあるのか見ていきます。
メリット1「自由な時間がもてる」
自由な時間がもてることは、別居婚での1番のポイントです。人によっては一緒に住むことが苦痛に感じます。
一人暮らしの期間が長かった場合、自分のライフスタイルが確立されていますのでその負担は大きくなるでしょう。異なる環境にいた2人が一緒に暮らす訳ですから、片方の習慣を合わせたり、家事を分担したりすることが必要になります。
好きな時間に寝る、好きなテレビを見る、好きな時にご飯を食べる、結婚しているにも関わらず好きなことが好きな時間にできます。仕事から疲れて帰ったあと、余計なことを考えなくて済みます。
子どもがいる場合は、子ども中心の生活になるでしょう。しかし、片方の仕事の帰りを待つことや、ご飯を準備して待つという手間や負担が軽減されます。
ささいな感覚のズレや、習慣の違いから離婚へと発展するケースもあるほどです。このことを考えれば、別居婚も悪くはないのかも知れません。
メリット2「お金の管理が自由にできる」
一緒に住んでいるとどうしても自由が効かなくなるのがお金です。飲み会などの交際費、スポーツ・車・服・タバコなどの趣味にかけるお金は男女で理解し合うのは難しいものです。別居婚ならば、自分で稼いだお金を好きなように使うことができます。
自己責任でお金を使い、家賃・光熱費・食費などを自分で管理できることは大人として必要なスキルでもあります。人間としての成長もできるのではないでしょうか。
メリット3「お互い新鮮な気持ちで関係が保てる」
上記2つのメリットを合わせた効果として、お互い新鮮な気持ちで恋人のような関係が保てることです。一緒に住み毎日顔を合わせていると、どうしても異性としての意識が薄れます。異性としていつまでも見て欲しいという感覚は、女性の方に多くあるのではないでしょうか。
離れて暮らすことで、家族の一員、一緒にいて当たり前の空気のような存在になることを防ぐことができます。
デメリット
メリットは全て、裏を返せば大きなデメリットでもあります。
自由な時間があるということは、浮気をされる可能性も当然に高くなります。一緒に住まない分、浮気していても気づかれにくいのでしかたありません。相手を信頼できない方、嫉妬深い方は一緒に住んだ方が良いです。
別々に暮らすということは、生活に必要なお金が二倍かかります。お互いに安定した収入があれば別ですが、お金に余裕がないと別居婚は難しいでしょう。将来のために資金を貯めたいのであれば一緒に住むべきだと思います。
まとめ
流行りの別居婚とは!?うまくいくの?
別居婚とは
メリット1「自由な時間がもてる」
メリット2「お金の管理が自由にできる」
メリット3「お互い新鮮な気持ちで関係が保てる」
デメリット