離婚をどちらかがしたいと考えた際に、まずは 別居 という道を選択する夫婦もあるかと思います。
別居を選択した場合であっても、自分は 離婚したくない という方もいらっしゃいます。その場合には、離婚を相手に考え直してもらうためになにか方法はないのでしょうか。
別居中でも離婚したくない場合にはどうしたら良い?
別居の原因
離婚にいたる夫婦には原因がさまざまあるように、別居を選択する夫婦にもそれぞれ事情があります。
離婚を前提としたうえで別居をする場合や、単身赴任をしなければならなく、仕方なく別居をする場合、さらには親の介護などの事情によりいつのまにか別居をする場合などです。
このように別居をする理由はさまざまですが、別居をしたその先には同じような結末が待っているといいます。
別居の結末は…?
別居をする理由はさまざまで、離婚をしたいと思いながら別居をする場合は時期に離婚へとつながるケースが多いです。
しかし、実をいうと離婚をしたいわけではないのに別居をはじめた夫婦も離婚へとつながってしまうケースが多いのです。その割合は実に70%を超えているといわれているのです。
ただし、お互いが離婚を頭に入れている場合にはすんなり離婚が成立する可能性が高いですが、どちらか一方が離婚をしたくないと考えている際には別居している場合でも離婚を回避することができるのでしょうか。
離婚を回避できることがある?
離婚を相手から申し込まれてしまった場合には、離婚を回避できることがあるのでしょうか?
相手が離婚を申し込んできた背景にどのような原因があるかでも違いますが、離婚を回避できたという例もあります。その方法もいくつかあり、法的に対応していくうちに離婚を回避できた場合や、話し合いによって回避できたというケースもあります。
相手の浮気が原因にもかかわらず、離婚を申し込まれた場合、離婚をしたくない場合には離婚を断りましょう。離婚を拒否している限りは相手からの離婚調停は認められません。その間に相手が考えを改めて離婚を回避できたというケースもあります。
ほかにも、子供がいる場合には子供のことを考えたうえで離婚をとどまったというケースもあります。
単身赴任など離婚を視野に入れず別居をはじめてすれ違いからの離婚にいたるケースの場合には、コミュニケーションをとるようにしていくと離婚を回避できたというケースもあります。
勝手に離婚届けを出されないために
同じ家に住んでいる夫婦であれば、離婚をしたいと思った場合、勝手にハンコを押して役所へ離婚届を提出することも可能です。
しかし、離婚をする気がない場合に離婚届を勝手に出されてしまうと気がつかない間に離婚に至ってしまうということになります。このような場合、事前に不受理申出書を役所に提出しておきましょう。
すると、万が一勝手に離婚届を出されてしまっても役所に受理されないようになります。
別居状態から離婚を回避するために
別居をしてしまった状態でも、離婚をどうしてもしたくない場合にはどのようにするとよいのでしょうか。まず、別居をするということは相手が離婚をしたいという気持ちが固いという意思のあらわれでもあります。
そのため、簡単に離婚を回避することはできないということもあります。しかし、少しずつ相手と距離を縮めなおし、コミュニケーションをとっていくと関係に変化がみられることもあります。
コミュニケーションがとれるようになったと感じた場合に、抽象的にでも離婚をしたくないという気持ちを伝えていくと相手に気持ちが伝わり少しずつ効果がみられます。うまくいくと、相手も離婚を考えなおしてくれることで離婚を回避できることもあります。
まとめ
別居中でも離婚したくない場合にはどうしたら良い?
別居の原因
別居の結末は…?
離婚を回避できることがある?
勝手に離婚届けを出されないために
別居状態から離婚を回避するために