昔に比べて離婚することに対して、世間の目は優しい・容認してくれるようになりました。以前のように実家に出戻る必要がない、女性が経済的に自立していることが離婚件数を増やす一因にもなっていると考えられます。
女性 でもバツ1のさらに上をいく バツ2、バツ3という方も少なくありません。
バツ2の女性はなぜ離婚を繰り返したのか
結婚生活の本質は当事者同士にしかわからない
女性が離婚をするときには、経済的自立ができるかどうか、子どもを引き取って養育することができるかという覚悟が必要です。実際に女性の8割以上が親権をもって子供を養育しています。
バツ2ともなると、学習しない人、結婚・離婚を安易に考えている、我慢が足りない、果ては人間的に少し問題があるのでは?などと心ない言葉を耳にすることも多いでしょう。
しかし、考えてください。離婚の理由についてどうして包み隠さずみなさんに理解してもらえるように話をしなければいけないのでしょう?
一部の人のなかに安易に結婚・離婚を繰り返しているように見える人もいるかもしれませんが、本当のことがわかっているのは当事者だけです。結婚生活を維持し難いと判断する基準が甘いとおっしゃる方もいるでしょう。
しかし、婚姻を継続することが耐えられない理由があったからバツ2になろうとも、子どもを一人で育てなければならなくとも離婚を選ぶことにしたのです。
バツ1女性が再婚するまでの期間は?
少し古い統計になりますが、2015年の結婚総数63万5156件のうち73%は初婚同士の結婚です。次いで多いのが夫のみが再婚・夫婦ともに再婚が各10%、妻のみが再婚7%となっています。
女性の方が再婚に踏み切る割合は少ないのです。次に、再婚するまでの期間は一番多いのが女性では10年以上の約19%、男性で一番多いのは10年以上が16.5%ですが次に多いのが1年未満の約16%です。
再婚するまでの期間をまとめてみると、男女ともに2年以内に再婚した人が25%います。この再婚までの期間を長いと思うか短いと思うかは人それぞれですが、統計的には女性のほうがある程度熟慮して再婚に踏み切っているといえます。
バツ2女性の結婚生活は短い?再婚者が離婚する確率は?
一つ言えることは、一度も結婚していない女性・一度しか結婚していない女性が多い中、2度の結婚と離婚を経験しているという事は、恋愛期間が長い短いにかかわらず、結婚生活そのものは短いということがいえます。
ということはやはりバツ2女性は、離婚原因にもよりますが、早めに結婚生活に見切りをつけている、もしくはよく言われるように忍耐力が足りないということだともいえます。
現在では、結婚したカップルの3組に1組が離婚する時代です。詳しい統計として、再婚・再再婚の離婚率についての統計は発表されていないので、厳密に比較することはできませんが、数々の結婚相談所や恋愛・結婚関連のサイトをみてみると、バツ1再婚者の離婚率は約50%、バツ2以上の再婚者の離婚率は約70%であるといわれています。
バツ1、バツ2と離婚経験を重ねるうちに、安易に離婚してしまうといわれても仕方のない結果になってしまっています。再婚者の離婚率が全体の離婚率を上げているとすれば、初婚同士の離婚は3組に一組よりももっと低いのもだといえます。
しかし、結婚相談所などを利用してお見合い結婚をしたカップルの離婚率は10%以下というデータもあることから、結婚は当事者同士の思いだけで勢いで決めてしまうのではなく、家族や第三者からの目でみてもらって期間をおいて長い結婚生活を見据えて考えることがバツ1・バツ2になることを回避することに有効だといえます。
まとめ
バツ2の女性はなぜ離婚を繰り返したのか
結婚生活の本質は当事者同士にしかわからない
バツ1女性が再婚するまでの期間は?
バツ2女性の結婚生活は短い?再婚者が離婚する確率は?