不倫 離婚 により失うものは、親権や慰謝料だけではなく社会的地位もあげられます。ですが、既婚者の5人に1人が不倫の経験があるといわれています。なぜ多くのものを失ってまで不倫にはしるのでしょうか。
今回は、不倫の実態や男女で差のある不倫離婚率をご紹介いたします。
不倫離婚 ~男女で違う不倫の離婚率~
不倫相手との出会い
夫婦ともに結婚後は仕事や生活、育児で忙しい毎日を送ることになります。そのような中でどのようにして不倫相手と出会うのか紹介します。
出会い方は人それぞれですが、職場や趣味や習い事での交流、友人や元恋人、同級生だったということが多くあります。
今ではSNSで簡単に友人とコンタクトを取りやすいので、昔よりも既婚者でも異性と簡単に繋がることができるようになっています。
男性ならクラブやキャバクラも出会いの場になることがあります。
ただ、これらの場合は出会いが偶然不倫関係に発展するということですが、中には最初から不倫を目的として出会い系サイトを利用する既婚者もいます。
不倫の理由
パートナーがいるのにも関わらず不倫に走ってしまう理由も人それぞれです。
子どもができれば、女性は特に妻から母親へ変わるといわれますが、夫婦になってお互いに異性として魅力や愛情を感じられなくなることがあります。
お互いがその状況に納得ができていればいいのですが、孤独になる、あるいは夫婦の関係性に不満を持つと不倫をしてしまう可能性は高くなります。
配偶者が不倫をした仕返しに自分も不倫をするということもありますが、結局人間は男として、あるいは女として他人に認められたいという欲求を年を重ねても持っているということです。
勘違い不倫
配偶者にばれないようにこっそり会ったり、メールや電話のルールを決めたりしながら不倫関係を続けることになります。
成就することのない関係だからこそ、一層お互いの思いは燃え上がることでしょう。
しかし冷静になれば、その状況はいわゆる恋の吊り橋理論という不安や恐怖を感じドキドキするのと、恋愛感情のドキドキを勘違いしているということです。
のめり込んで大切なものを失う前に、一度冷静に自分のしている行動を見つめ直す必要があります。
不倫で失うもの
不倫が配偶者に知られた場合、離婚するだけで済むと思っていたらそれは大きな間違いです。想像以上にたくさんのものを失うことがあります。
まず夫婦に子どもがいた場合は親権を失うことがあります。さらに慰謝料も請求され、大体の相場は200万~300万円を支払うことになります。
そして、不倫で離婚するということは会社や友人、近所、親族に知れ渡ることが多く、社会的地位や今まで築いてきた交友関係を全て失うこともあり得るのです。
妻の不倫と離婚率
浮気は男の甲斐性などといわれ、昔から夫の不倫には寛容なのが日本の文化です。
夫の不倫を呆れながら離婚しない妻や、生活や子供のために離婚を踏みとどまる妻はたくさんいます。ですが、妻が不倫をした場合の離婚率は7割近くになるといわれています。
既婚者同士が不倫した場合、再婚する予定で女性が配偶者と離婚したのにも関わらず、男性は妻の元へ帰ってしまうということも耳にします。
不倫への意識が男女では差があるので、軽はずみな行動で全てを失うことがないようにしなければなりません。
誰かに男として、あるいは女として認められたいという気持ちや、孤独を紛らわせたいという気持ちを持つことは人として不思議なことではありません。
その時は、もう一度夫婦関係を見直し、良質なコミュニケーションを取ることを心掛け、お互いの間にできてしまった溝を埋めていくことが大切です。
ドラマやワイドショーで取り上げられ、身近に感じる不倫ですが自分が決してはまることのないようにしなければなりません。
まとめ
不倫離婚 ~男女で違う不倫の離婚率~
不倫相手との出会い
不倫の理由
勘違い不倫
不倫で失うもの
妻の不倫と離婚率