数年前、熟年離婚という言葉が話題になりました。子育てもひと段落する定年を機に、自分らしいライフスタイルを貫きたいと「夫婦を解散」するのが主な形です。そうなれば、第二の人生へ向けた熟年婚活が盛んになってくるのも、当然のことと思えますね。
熟年婚活 を考えている人のために、そのコツをご紹介します。
今が花ざかり!!熟年婚活をうまく進めるコツとは!
アラフィフ向けの婚活サイトは花ざかり
熟年婚活を考えているなら、まずはインターネットでの情報収集がおすすめです。「でも、ネット婚活なんて、若い人がやることなのでは?」と思うことはありません。
アラフィフ限定の婚活パーティーを主催しているところや、中高年専門のカテゴリーを設けているところなど、多種多様なものがみつかるでしょう。
ただ、ネットはあくまで情報収集の場と心得ましょう。会いもせずに写真とプロフィールだけで「この人がいい!」と思い込んでしまうのは危険です。自分で住みやすさを築き上げてきた熟年世代ほど、地元を離れたくない気持ちは強いでしょう。
まずは近場で開かれる婚活パーティーの情報を探ることが重要です。
婚活パーティーでは大人の余裕で会話を楽しんで
熟年になれば、男性や女性といった垣根を越えて、気の合う友人を探したいと考える人も多いものです。
婚活パーティーに参加したら、血まなこになってパートナーを探すよりも、会話を楽しめる相手を見つける気持ちで楽しみましょう。過剰なアピールより、落ち着いた大人の余裕を見せたほうが吉です。
気を付けるべきは、清潔感です。特に男性の一人暮らしの場合、身だしなみをチェックしてくれる人がいないとどんどんだらしなくなってしまう危険があります。「もう年だから」とあきらめず、歯磨きや髪に櫛を入れる、シャツはアイロンをかけるなど基本的な手入れをしましょう。
婚活バスツアーなら旅行もできて一石二鳥
時間的に余裕のあるミドル、シニア世代は、婚活バスツアーへの参加をすすめられることもあるでしょう。旅行好きな人であれば、一石二鳥ですね。そして、同じバスツアーに参加した仲間は、同じものに心を惹かれたということ。かなり気の合う異性に出会える可能性があります。
そう考えれば、「婚活しなきゃ」と無理やりにではなく、「ここに行ってみたい!」と思えるようなバスツアーに参加したほうが、出会いがあるというものです。バス内での会話も弾むことでしょう。思いがけず同性の友達が生まれるかもしれませんよ。
婚活パーティーよりも、金銭的にも時間的にも負担がかかるバスツアーですが、その分受け取るメリットは未知数です。婚活パーティーでイマイチ成果がみられないと感じている場合は、検討するのがいいでしょう。
自分本位な気持ちはおさえて、支え合える関係性をアピール!
熟年婚活をする人のなかには、「自分の老後の面倒をみてくれる人が欲しい」という気持ちから相手を探そうとするケースも多いのではないでしょうか。
もちろん老後は誰もが不安を感じるものであり、一人では寂しいという気持ちは否定できません。しかし、その思いをあからさまにすると、男女を問わず「私は介護要員なのか?」と思わせてしまいます。
面倒をみてほしい、看取ってほしいという気持ちは、相手にもあります。「こんな自分だからこそ、他人の面倒をみる覚悟ができている」「お互いに支え合える関係性を築ける」とアピールすれば、心の琴線に触れる人がたくさんいるはずですよ。
未婚率、離婚率の上昇により、熟年婚活を望む人はこれからますます増加の一途をたどると考えられます。酸いも甘いも嚙みわけた熟年世代なら、より内面性を重視した納得の婚活ができるはずです。動き出す前から諦めず、まずはパーティーに顔を出してみることから始めましょう!
まとめ
今が花ざかり!!熟年婚活をうまく進めるコツとは!
アラフィフ向けの婚活サイトは花ざかり
婚活パーティーでは大人の余裕で会話を楽しんで
婚活バスツアーなら旅行もできて一石二鳥
自分本位な気持ちはおさえて、支え合える関係性をアピール!