母子家庭 になる理由はそれぞれによって違います。母子家庭になる際に心配となるのは 生活費 に関してかと思います。
母子家庭の場合、生活費がどれだけ必要になるのか、また、生活費の 内訳 に関してもご紹介します。ただし、多くの家庭が生活費のやりくりに苦労しているようです。
母子家庭の生活費の内訳はどれくらいが平均?
母子家庭の生活費の平均額は?
母子家庭の平均的な生活費の内訳の割合として、一番多いのは食費です。食費の割合は25%ほどを占めており、次に多いのが交通費や通信費、住居費が15%と多いものになっています。
そのほかには娯楽費や教育費、水道光熱費が基本的な出費となっています。これらの支出金額を合計した平均額がおよそ22万円といわれています。
ただし、これらの内訳金額は各家庭によって異なり、さらに子供の年齢によっても教育費や交通費などの内訳が変化していくことがわかっています。
母子家庭での収入と支出のバランス
母子家庭とはいえ、支出の面に関して配慮されることは少ないです。子供が大きくなるにつれてかかってくる支出の金額は増えていくことが多くなります。これと比例した収入は母子家庭であるので両親がそろっている家庭と比べると少ないというのが現状です。
仕事による収入は平均で月19万円といわれており、このほかに自治体からの給付金や慰謝料、養育費などを含めた収入が月3万円から4万円といわれています。
なかには、収入の方が支出よりも多くなる方もいますが、ほとんどの母子家庭が支出のほうが多くなってしまうことが統計によってわかっています。
子供の体調不良などがある場合には仕事を休むか、病児保育などを頼まなければいけないため、収入が減るか支出が増えてしまいます。
そのため、母子家庭の場合には貯蓄をおこなうのが厳しいという家庭もあります。
収支のバランスをとるためにできること
収支のバランスをとろうと思った場合には、収入を増やすか、支出を減らさなければいけません。
収入を増やすことができれば、家計がマイナスになってしまうことを抑えることができますが、母子家庭の場合、子供の体調不良や学校行事などがある際には仕事を休まなければいけません。これを踏まえると、母子家庭で収入を増やすことは難しいといえます。
そのため、できる限り支出を抑えることが必要です。教育費や交通費、住宅費などは抑えることが難しい出費の内訳になります。
反対に水道光熱費や食費は少しでも出費を抑えることができる項目になりますので、家族で協力して節約生活に取り組みましょう。
子供の年齢別の出費内訳
母子家庭とひとことで言っても、子供の人数や年齢によって家庭環境や出費の内訳が異なってきます。
子供が幼く、1人の場合には教育費などに大きく出費を割くことは少ない家庭が多いようです。子供が2人に増えると1人のときよりも家が大きいものが必要です。そのため、住宅費が多くかかります。また、食費や教育費も多くかかるようになってきます。
さらに子供の人数が増えていくことで食費や住宅費、水道光熱費など、全ての項目において出費が増えてきます。
また、子供の年齢が大きくなるにつれてさらに出費が増えてしまいます。離婚をする原因としては各家庭によってさまざまです。そのため、離婚はしないほうが良いとは一概にはいえません。
しかし、母子家庭になってしまうとどうしても生活費の面で苦労をしてしまう可能性が高くなります。そのため、養育費や慰謝料などもらえるものは意地をはらずにもらうほうが生活が安定しやすくなります。
また、各自治体からもらえるお金をきちんと確認し、申請することを忘れないようにしましょう。
まとめ
母子家庭の生活費の内訳はどれくらいが平均?
母子家庭の生活費の平均額は?
母子家庭での収入と支出のバランス
収支のバランスをとるためにできること
子供の年齢別の出費内訳